『最終兵器アリス』などオリジナル作品から往年の名作まで WATCHAで楽しむ韓国ドラマ

韓国ドラマが堪能できるWATCHAの魅力

 出会うはずのなかった二人が、「生きてみたい」と恋に落ちたーー。

 “殺し屋”という正体を隠して生きる転校生と、死にたい願望を抱きながら生きている高校生が出会い、ある犯罪組織から命を狙われる二人の波乱に満ちたハードコア・アクション・ロマンスドラマで、暑さが戻ってきた夏を楽しめそうだ。

最終兵器アリス

 新作や名作だけではなく、他ではなかなか観ることができない面白い作品がそろう動画配信サービスWATCHA(ウォッチャ)にて、WATCHAオリジナル韓国ドラマ『最終兵器アリス』が7月28日より日本独占配信中だ。

 『サニー  永遠の仲間たち』に演出部として参加したソ・ソンウォンがドラマ初監督を務め、『エクストリーム・ジョブ』のイ・ビョンホン監督が共同脚本を務めた本作は、ハイティーン世代のアクションで視聴者を夢中にさせてくれるはず。

 「殺されたくて生きる少年」とは、高校3年生のソ・ヨルム。幼い頃に目撃した悲劇によりトラウマを抱え、夜もまともに眠れない日々を送っている。不良グループの前に自ら立って「もう一回殴ってくれ」と懇願し、殴られた分だけ顔がニヤつく奇妙な奴だ。なるほど、やられっぱなしでも先に倒れなければ勝者となるというわけだ。しかし殴られる本当の理由は、苦痛を苦痛で消すため。痛みを感じることで痛みを癒していた。

最終兵器アリス

 ある日、ついに殺されるかもしれないシチュエーションからヨルムを救ったのは、「殺すために生まれた少女」のハン・キョウル。襲ってきた奴らを次々と倒していくキョウルの姿にヨルムは惚れてしまう。彼女の正体が、犯罪組織のもとで最終兵器レベルにまで訓練された「アリス」と呼ばれる殺し屋であることも知らずに。

最終兵器アリス

 運命なのか、同じクラスの隣同士の席になった二人。組織から執拗な追撃をされるなか、陰の協力者であるMr.バンや刑事ナムらを巻き込み、身を隠して必死に逃げるキョウル。そして惹かれ合うヨルムとキョウルは、「生きるため」に壮絶な闘いに立ち向かう。

 キョウル/アリス役で主演を務めるのは、『恋のステップ~キミと見つめた青い海~』、『一緒に暮らしませんか?』のパク・セワン。すらっとした体型に可愛らしい大きな黒い瞳の少女が、銃を持って闘うなんて想像できるだろうか。本作では多彩な魅力を発揮してくれそうだ。続いてヨルムに扮するソン・ゴニ(『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』)は、風変わりなヨルムのキャラクターに引き込ませる演技で視聴者を魅了する。若手俳優の抜群のコンビネーションは、面白さを加速させるだろう。

最終兵器アリス

 加えて、Mr.バン役に『シークレット・ジョブ』『アジョシ』のキム・ソンオ、スパイシー役には『キングダム』シーズン2、『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』のキム・テフン、刑事ナム役には『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』のチョン・スンギルと物語の鍵を握る人物を演じるキャストにはベテラン俳優がそろい、見応えが増している。

 ここからは、話題作から人気の定番映画まで多種多様なジャンルの作品が視聴できるWATCHAで、欠かせない韓国ドラマ5選を紹介したい。

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