SF9 ロウン、キム・ヨンデ、GOT7 ジニョンら 今注目の韓国若手俳優の魅力を味わう作品5選

注目の韓国若手俳優の作品5選

 世界中で大ヒット中の韓国コンテンツを支える俳優たち。その中でも今、ドラマ界で引っ張りだこの、注目の若手俳優が出演する作品を紹介したい。

『恋慕』で見せたロウンの“ギャップ萌え”

『恋慕』(KBS公式サイトより)

 “彫刻”、“顔の英才”といわれる、190㎝の高身長と甘いマスクを持つロウンは、2016年にアイドルグループSF9からデビュー。『恋するレモネード』『アバウトタイム~止めたい時間~』『輝く星のターミナル』に出演後、初主演ドラマ『偶然見つけたハル』のハル役でブレイク。最新作『明日』では、韓国が抱える自殺問題という重いテーマを描いた作品の中で、明るい新入社員の役を演じた。そんな彼の時代劇初挑戦の人気作品が『恋慕』だ。

『恋慕』(KBS公式サイトより)

 ロマンス時代劇『恋慕』は、男装して王となる運命を背負った女性イ・フィ(パク・ウンビン)の秘めた恋心と波乱の人生を描いたものだ。ロウンは世子フィの師匠チョン・ジウン役を演じ好評を博した。彫刻のような顔に煌びやかな韓服を着こなし、見事な剣捌き。“韓ドラあるある”の隆々たる筋肉の披露シーンもあり、キュンキュンが止まらない。ジウンは男らしく才能豊かで徳のある人間だが、彼には”乙女チック“な面があり、“ギャップ萌え”する視聴者が続出した。頭に花を飾ったり、フィとの関係では男女が逆のように見えたりと、可愛らしいロウンの姿とドキッとさせる男らしい姿の両面が見ることができる。ロマンス時代劇なので、2番手との恋の三角関係にもドキドキできる作品だ。

『18アゲイン』でイ・ドヒョンが見せたコミカルな演技

『18アゲイン』(JTBC公式サイトより) 

 スポーツ全般が得意で、現代舞踊やアクロバットもこなす、イ・ドヒョンは、2017年に放送されたドラマ『刑務所のルールブック』でデビュー。『30だけど17です』『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』『ホテルデルーナ』に出演し、着々とキャリアを重ね、『Sweet Home~俺と世界の絶望~』で世界的ブレイクを果たす。1980年5月に起きた”光州事件“を背景にした、恋を中心とした青春ラブヒューマンストーリー、『五月の青春』では医大生ファン・ヒテを演じ、ヒロインのキム・ミョンヒ(コ・ミンシ)と“ミョンヒテ”カップルとして人気となり、KBS演技大賞ベストカップル賞を受賞した。

『18アゲイン』(JTBC公式サイトより)

 初主演作『18アゲイン』では「百想芸術大賞 TV部門 新人俳優賞」を受賞。イ・ドヒョン演じる高校生のホン・デヨンは、バスケットボールのスター選手で、韓国代表を夢見ている。ところが予期せぬ妊娠により双子を授かる。18年後、デヨンは職場を解雇され、妻とは離婚寸前のさえない中年になっていた。人生をやり直したいデヨンが、突然、高校生に戻ることになり、新しい人生を生きることになる。タイムスリップものとして、夫婦の絆や家族の大切さをコメディタッチに描いた作品。ドヒョンは、抜群の演技力で、見た目はイケメン高校生、中身はおじさんという役を、コミカルに鮮やかに演じきり、笑いと感動を誘う。

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