新垣結衣＆神木隆之介と初共演　城桧吏が語る『ゴーストブック おばけずかん』の貴重な経験

「元気に笑顔でやっていれば何とかなる」

ーー瑤子先生役の新垣結衣さんとは初共演だったそうですが、実際に共演してみていかがでしたか？

城：新垣さんは本当に先生みたいに後ろから僕らを見守ってくれていて。そっと温かい目で見ていただいている安心感がありました。ドラマや映画で観ていた新垣さんの印象は、“明るくておもしろい方”だったんですけど、実際に会ってみたらその通りだったんです。本当に明るくておもしろくて、そこに先生っぽさも加わって、本当に優しい方でした。あと、新垣さんご本人はもちろん大人な方ですが、瑤子先生はすごく子供っぽいんです。なので、撮影のときとオフのときのギャップは結構ありました。人格のメリハリがすごいんですよね。撮影が始まると、話し方や顔の表情がいきなり変わるというか。その雰囲気の変化はすごいなと思いました。

ーーお芝居のアドバイスをもらったりはしましたか？

城：僕は悩むことがあまりないというか、元気に笑顔でやっていれば何とかなるのかなと思っているので、あまり誰かに相談することはないんですけど、楓雅がよく新垣さんに相談していて、それを横で聞いていたことはありました（笑）。

ーー神木隆之介さんとも初共演ですよね。

城：そうなんですけど、ほんの少しだけだったんです。その中でも、挨拶をさせていただいたときに「敬語なんか使わなくていいよ！」と言ってくださって、すごく優しかったです。間近でお芝居を見させていただく機会もほとんどなかったんですが、完成した映画を観て、とても素敵だなと思いました。

ーー現在まだ15歳だそうですが、プライベートでの城さんはどういうタイプですか？

城：一樹は小学生で年齢的にはギャップがありますが、普段の自分とあまり変わらないような気もします。高校生になってから環境が少し変わりはしましたが、今まで通り気楽に生活している感じです（笑）。

ーー以前、『約束のネバーランド』の際にアクションをやってみたいと話していましたが、その意欲は今も変わらないですか？

城：今も変わらずアクションはやりたいと思っています。今回は、『約ネバ』のときよりもワイヤーを使ったアクションが増えて、すごく楽しかったですし、もっとやってみたいと思いました。最近だと『るろうに剣心』や『キングダム』に憧れるので、今後は剣を使ったソードアクションなどにもチャレンジしてみたいです。

■公開情報
『ゴーストブック おばけずかん』
全国公開中
出演：城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、新垣結衣
監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン：山崎貴
原作：斉藤洋・作／宮本えつよし・絵『おばけずかん』シリーズ（講談社刊）
主題歌：星野源「異世界混合大舞踏会（feat. おばけ）」（スピードスターレコーズ）
音楽：佐藤直紀
制作プロダクション：ROBOT
制作協力：TOHOスタジオ、阿部秀司事務所
配給：東宝
製作：東宝、講談社、白組、ROBOT、阿部秀司事務所ほか
(c)2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会

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