クリスチャン・ベール、バットマン役再演の可能性に言及 「ノーラン監督が関わるなら」

 クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』3部作で主演を務めたクリスチャン・ベールは今後、ノーラン監督が再び関わるのなら再びバットマン役を演じるかもしれないと語っている。

クリスチャン・ベール(写真提供=REX/アフロ)

 MCU最新作『ソー:ラブ&サンダー』で、最強最悪の敵“神殺し”のゴア役を演じるベールは、Comic Bookのインタビューに応じ、バットマンを再演する可能性について言及した。

 これまで複数の俳優が演じてきた『バットマン』について、インタビュアーから、マイケル・キートンのように再びバットマンに挑戦する可能性はあるかと問われたベールは、「これまで誰も私に(再演について)声をかける人はいませんでしたよ」と述べつつ、「私にとって(再演するかどうかは)、クリス(クリストファー)・ノーラン次第ですね。彼がもし、また別の物語を作ると決め、その物語に私を選んでくれるのであれば、検討します」と、前向きな姿勢をみせた。

 ベールはまた、「私たちは3作の映画しか作らないと約束したのです。そして私はまた、クリスとしか作らないと心に決めているのです」とノーラン監督との約束を明かした。ベールは以前、2019年のToronto Sunのインタビューの際にも、「クリスはいつも私に、『もし3作の映画を作ることができたら、それで立ち去ろう』と言っていました」と、3部作というノーラン監督のこだわりについて語っており、監督との約束を守り、欲を出し過ぎないためにも、4作目の可能性を断っていたことを明かしていた。

 さらにベールは最近、「MCUが何かわからなかった」ことや、ロバート・パティンソン主演の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は未見であることでも話題になっているが、Varietyとのインタビューで、「私はいつも、誰が監督であり、誰が関わっているのか、良い物語なのか、そこから何か得られるものはあるのか、ということを考えています」と、映画出演に関する自身のこだわりを語っていた。

 このようなベールの発言からも、彼にとってノーラン監督との約束は大切なものであり、ノーラン監督との再タッグは、バットマン再演においての重要な条件なのだろう。

 海外最速レビューでは、ベール演じるゴアについて、すでに多くの称賛の声が挙がっている『ソー:ラブ&サンダー』は、2022年7月8日より日米同時公開予定。

参考

https://collider.com/christian-bale-batman-return-christopher-nolan-comments/
https://comicbook.com/dc/news/christian-bale-batman-return-dark-knight-christopher-nolan/
https://torontosun.com/entertainment/movies/pure-bloody-excitement-christian-bale-puts-pedal-to-the-metal-in-ford-v-ferrari}

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