『ダークナイト』主演のクリスチャン・ベール、『ザ・バットマン』は未見 「観るつもり」
クリストファー・ノーラン監督がメガホンを取り、スーパーヒーロー映画をフィルムノワールのレベルへ押し上げたと絶賛された『ダークナイト』3部作で主演を務めたクリスチャン・ベール。今もバットマン役のイメージが強いベールが、ロバート・パティンソンが主演を務めた『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は未見だと明かしている。
2022年7月8日に日米同時公開となるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ソー:ラブ&サンダー』のロサンゼルスプレミアにベールが登場し、Varietyのインタビューに応じた。インタビュアーに、「バットマンを演じるロバート・パティンソンを見て、どう思いましたか?」と質問を投げかけられたベールが、「いまだに未見ですが、観るつもりです」と回答し、“あまり映画を観ない”とコメントを続けている。「一緒に仕事をする監督に、彼らの映画を2~3本観たことがあると伝えると、“冗談だろう?”といった表情で見られます。僕はじっくりと映画を味わいたいので、あまり多くの作品を観ないんです。ですが、(『ザ・バットマン』は)必ず観るつもりです。ロバートは間違いなく素晴らしい俳優です。公開前に彼とばったり会ったので映画について少し話をしたんですが、(映画を)称えていましたよ」と答えている。
ちなみに最近ベールは、自身がヴィランを演じる『ソー:ラブ&サンダー』が属する“MCU”の意味を知らなかったと明かしていたことから、映画やフランチャイズ、その関連ユニバースなどについて詳しくないのではないかと思われる。
そして、Varietyのインタビューでベールは、再びスーパーヒーロー映画にカムバックした動機についても語っている。「いつも僕は誰が監督しているのか、誰が関わっているのか、良いストーリーなのか、そこから自分が何かを得ることができるのか、ということを考えています」と述べていることから、『ラブ&サンダー』はその条件に全て合致したのだろう。またベールは、自分の子どもたちにも「出演するべきだ」と後押しされたとも付け加えていた。
なお、監督のタイカ・ワイティティはベールが演じる“神殺し”のゴアについて、「彼は、これまでで最も共感できるヴィランだと思います」と言及し、今までにMCUで描かれたヴィランとは一線を画していると示唆していた。『ダークナイト ライジング』(2012年)から10年ぶりにスーパーヒーロー映画にカムバックするベールが、MCUの最新作で一味違った演技を見せてくれそうだ。
参照
https://variety.com/2022/film/news/christian-bale-thor-love-and-thunder-the-batman-1235302806/
https://www.gamesradar.com/christian-bale-gorr-the-god-butcher-influences-thor-love-and-thunder/
https://twitter.com/ErikDavis/status/1536345182748127235
https://twitter.com/ErikDavis/status/1536345182748127235