『サマータイムレンダ』ジャンプ作品らしい戦闘描写 ひづると竜之介の関係も明らかに

 TOKYO MXほかにて放送されているTVアニメ『サマータイムレンダ』。第7話「仇敵」では、影との対峙の仕方や南方ひづると南方竜之介の関係性が明かされた。影が人間をコピーして行動するその目的は一体何なのか。第7話では小早川家の影との戦闘を通して、少しずつ影の情報も集まってきた。

『サマータイムレンダ』公式サイトより

 ひづるにこれまでのループの記録を書いたメモを見せた網代慎平。あっさりと慎平のループを信じるひづるだが、彼女が書いた著書『沼男』の内容が慎平の内容を信じる根拠となっているようだ。ひづるは14年前にある影と出会い家族を殺されていた。それは過去の描写で明らかとなった「竜之介」と「ハイネ」が関係していることは間違いないだろう。だが、そこで何が起こったのかは影にひづるの正体がバレてしまう可能性があるため、彼女の口からは語ることができないとのこと。

 ここではまた新たな情報が発覚。これまでの影の動きからしてそうだろうと感じていた方も多かっただろうが、影には家族を狙う習性がある。そして一度影を倒してしまえば免疫がついてその後は影にコピーされることもなくなるというのだ。つまり、現時点でアランの影はひづるに倒されているので、アランの影は存在しないということになる。

 小舟澪の影を倒すためひづるたちに協力を申し出る慎平。ひづるはその前に小早川家の問題を片付けなければならないと話す。だが、3回目のループで7月24日に小早川しおりが生きていることを知っていた慎平は、ひづるが7月22日にしおりの影を取り逃していたことを伝えた上で、潮の敵討ちのため小早川家へ同行を申し出るのだった。未来を知っている慎平の協力は素直に心強い。

 小早川家に潜入したひづるは、招かれるやいなや、しおりの両親を手持ちのハンマーで粉砕。しおりの影には一度は逃げられるも、プランBに作戦を変更し、3階の子供部屋に追い込む。しおりの影は窓から逃げ出すが、根津銀次郎と慎平の応戦で捕まえることに成功する。

 銀次郎から覚悟があるかと問われた慎平だったが、「おまえが潮を殺したんか」と意を決して掴みにかかる姿からは、すでに影と対峙する覚悟ができているように見えた。第7話の見どころでもある影との戦闘シーンは、原作以上に影の不気味さが誇張されていて、ハンマーを使った戦闘描写も非常に迫力があった。

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