綾瀬はるかが長谷川博己に水泳を伝授 『はい、泳げません』プールシーンの場面写真公開
6月公開の長谷川博己と綾瀬はるかの初共演映画『はい、泳げません』の新たな場面写真が公開された。
本作は、『花束みたいな恋をした』の製作プロダクションであるリトルモアによる、泳げない男と泳ぐことしかできない女の、希望と再生の物語。第23回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞し、ドラマ化もされた著書『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』や、第10回小林秀雄賞受賞の『ご先祖様はどちら様』などで知られるノンフィクション作家・高橋秀実の同名エッセイを、『舟を編む』の渡辺謙作監督が物語として大胆にアレンジを加えて、映画化した。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』以降、本作が初の主演作となる長谷川は、水に顔をつけることもできないほどのカナヅチなのに、頭でっかちな言い訳ばかりするカタブツな哲学者・小鳥遊雄司を演じる。綾瀬は、そんな主人公・小鳥遊に水泳を教える、泳ぎを教えることに情熱をかける一方で泳ぎ以外は不器用な変わり者のコーチ・薄原静香役に。かつて綾瀬が主演を務めたNHK大河ドラマ『八重の桜』で夫婦役で共演した2人だが、映画では本作が初の共演となる。
第2弾として公開された場面写真では、泳げない哲学者・小鳥遊を演じる長谷川と、泳ぐことしかできないコーチ・薄原を演じる綾瀬はるかのプールでのシーンが捉えられている。
水がとにかく怖い小鳥遊は、プールの中で必死な様子を見せる。場面写真には、ビート板を手に水面を見つめ自分の恐怖心と葛藤する姿や、コーチの薄原に腕を掴まれ困惑した表情のまま水中を引っ張られる姿、ブルース・リーのようなポーズと険しい表情の姿が切り取られている。
一方、陸よりも水中の方が生きやすいというコーチの薄原は、プールの中でリラックスした笑顔を見せ、緊張してこわばる小鳥遊を温かく見つめる様子が捉えられている。
※高橋秀実の「高」ははしごだかが正式表記。
■公開情報
『はい、泳げません』
6月、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー
出演:長谷川博己、綾瀬はるか、伊佐山ひろ子、広岡由里子、占部房子、上原奈美、小林薫、阿部純子、麻生久美子
監督・脚本:渡辺謙作
原作:高橋秀実『はい、泳げません』(新潮文庫刊)
配給:東京テアトル、リトルモア
製作プロダクション:リトルモア
製作:東京テアトル、U-NEXT、ホリプロ、ヒラタオフィス、リトルモア
(c)2022「はい、泳げません」製作委員会