『アンビュランス』でマイケル・ベイと初タッグ ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が語る

『アンビュランス』弟ウィル役俳優が語る

 3月25日に全国公開される『アンビュランス』に出演しているヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世からコメントが到着した。

 本作は、『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督によるノンストップアクション。LA史上最高額の銀行強盗を企てた血の繋がらない兄弟が逃走のために乗り込んだのは、瀕死の警官を乗せた救急車だった。警官を死なせずに大金を奪い逃げきれるのか。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『ミッション:8ミニッツ』のジェイク・ギレンホールが主演を務めた。

 『アクアマン』にてアクアマンの宿敵ブラックマンタ役で注目を集めると、『キャンディマン』や『マトリックス レザレクションズ』など話題作に出演し続けているアブドゥル=マティーン二世。本作では、妻の手術資金を工面するため、血の繋がらない兄のダニー(ジェイク・ギレンホール)に助けを求めるが、LA史上最高額の銀行強盗に加担させられ、挙句の果てに瀕死の警官と救命士を乗せた救急車で逃走せざるを得なくなる元軍人のウィルを演じる。正義感を強く持っていながらも、病に侵される妻と産まれたての子どもを守りたい一心で犯罪に手を出してしまう物語のキーマンとなるキャラクターだ。

 アブドゥル=マティーン2世は、「この役に惹かれたのは、問題を抱える善良な人物を演じられる点だった」と役を引き受ける決め手を明かしている。演じたウィルについては、「ウィルは、家族を救うために必要なことをすべきかどうか、決断を迫られている。どちらの選択をしても、リスクは高い。刑務所に入るか、家族を失うか。その最中で自ら命を落とすリスクもある。良い選択肢は残っていない。しかし、ウィルには割り切って『こんな状況だからこそ、僕の仕事は早く解決して帰宅し、その影響を受け止めることだ』と言うスキルがあるように思う」と語り、自身の未来だけでなく、家族、兄、そして人質にとった瀕死の警官や救命士の未来を握っているウィルの立場を深く理解し役に挑んでいた。

 脚本を担当するクリス・フェダクも「ウィルは本作品において、感情を動かされるような核となる人物だ」と明かすほど重要な役どころを託されたアブドゥル=マティーン二世。ウィルの決断が物語にどのような結末を招くのか。

■公開情報
『アンビュランス』
3月25日(金)全国公開
監督:マイケル・ベイ
脚本:クリス・フェダク
キャスト:ジェイク・ギレンホール、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、エイザ・ゴンザレス
原作:デンマーク映画『25ミニッツ』(ラオリツ・モンク・ペターセン監督、ラース・アンドレアス・ペダーセン脚本)
製作:マイケル・ベイ、 ブラッドリー・J・フィッシャー、ジェームズ・ヴァンダービルト、ウィリアム・シェラック、イアン・ブライス
配給:東宝東和
(c)2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/ambulance
公式Twitter:https://twitter.com/universal_eiga

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