『もしイケ』人を笑顔にできる者こそイケメン? 細田佳央太演じる龍馬が変える定義
眼帯をしている幸奈には、野上の顔は分からない。それでも、彼の中身がイケメンなことは伝わっていた。つらい時に、励ましてくれた温かい手。「笑ってみ?」という声が、すごく優しいこと。そして、最終的に真実を明かしたのも、野上らしい。嘘をつかれていたのに、「すっごくうれしいの。私のために、嘘をついてくれてたことが」と涙を流した幸奈の姿も、胸にグッと来た。ついた嘘が相手を守るためのものだとしたら、人は幸せになれるのかもしれない。そんなに、自分のことを想ってくれていたのか……と。
「お前が選抜に選ばれた理由が分かったよ。顔面がいいとか、そうじゃないとか関係なくて、人を笑顔にできる。それが、本当のイケメンだな」と言った野上の言葉に、本作が掲げるテーマ“真のイケメンとは何か?”の答えが含まれているような気がした。
ただ、物語はまだ始まったばかり。これから、どんな方向に舵を切っていくのかは分からない。第3話では、龍馬とヒロイン・桜井カンナ(遠藤さくら)の恋が生まれるフラグも……? さらに、見逃せない展開になりそうだ。
■放送情報
土曜ナイトドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:00〜23:30放送
出演:細田佳央太、宮世琉弥、藤原大祐、水沢林太郎、内藤秀一郎、藤枝喜輝、遠藤さくら、速水もこみち、秋山菜津子、皆川猿時
企画・原作:秋元康
ゼネラルプロデューサー: 三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:高崎壮太(テレビ朝日)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
演出:唐木希浩、後藤庸介、二宮崇
脚本:服部隆、遠山絵梨香
(c)テレビ朝日
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