『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』壮絶な人生捉えた場面写真公開

ビリー・ホリデイ映画の場面写真が公開

 2022年2月11日公開の映画『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』の場面写真が公開された。

 地上にひとつしかないと称えられた歌声で肌の色や身分の違いを超えて当時の人々を魅了し、没後60年以上経っても、現代のアーティストたちに影響を与え続けているビリー・ホリデイ。そんな彼女は、長きに渡り執拗にFBIに追い続けられた。ターゲットとなった理由は、彼女の大ヒット曲で人種差別を告発する楽曲「奇妙な果実」を歌い続けたから。ホリデイは披露したら逮捕すると脅されながらも、「この歌だけは捨てない」と真っ向からはねのけてステージに立ち続けた。本作は、そんな彼女の短くも壮絶な人生を、FBIとの対決に焦点を当てて描いたサスペンス・エンターテインメント。

 監督を務めたのは、『大統領の執事の涙』『プレシャス』のリー・ダニエルズ。グラミー賞ノミネート歌手のアンドラ・デイが、映画初出演でビリー・ホリデイを演じた。

 公開された場面写真では、プラダの衣装を身に纏い、トレードマークのくちなしの花を挿し堂々と歌い上げる輝かしいビリー・ホリデイ(アンドラ・デイ)の姿が切り取られている。さらに、裁判所で拘束されるビリーや、彼女を執拗に追いかける連邦麻薬取締局長官のアンスリンガー(ギャレット・ヘドランド)が星条旗をバックに鋭い視線を放つ姿、そして、頬を寄せ合いダンスをする黒人捜査官ジミー・フレッチャー(トレヴァンテ・ローズ)の様子も確認できる。

 主演のデイは「彼女は自由の象徴であり、団結の象徴だったの。人種差別抗議運動のゴッドマザーとも言える彼女を知ることは、自分たちの歴史を理解するということなの」とメッセージを寄せている。

 なお、12月24日より本作のムビチケカードの販売もスタートした。

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■公開情報
『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』
2022年2月11日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
監督:リー・ダニエルズ
脚本:スーザン=ロリ・パークス
出演:アンドラ・デイ、トレヴァンテ・ローズ、ギャレット・ヘドランド
原作:『麻薬と人間 100年の物語 薬物への認識を変える衝撃の真実』ヨハン・ハリ著(作品社)
音楽:クリス・バワーズ
配給:ギャガ
原題:The United States vs. Billie Holiday/2021年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/131分/字幕翻訳:風間綾平
(c)2021 BILLIE HOLIDAY FILMS, LLC.
公式サイト:https://gaga.ne.jp/billie/
公式Twitter:@USvsBILLIE_jp

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