スタントは自分でやりたい派? レイフ・ファインズが『キングスマン』のアクションを語る
12月24日に全国ロードショーされる映画『キングスマン:ファースト・エージェント』に出演するレイフ・ファインズのコメントが公開された。
本作は、『キングスマン』『キングスマン:ゴールデン・サークル』に続く、スパイアクションシリーズの最新作。キングスマンの一員として極秘任務を遂行していたハリー(コリン・ファース)&エグジー(タロン・エジャトン)によってその活躍が描かれてきた世界最強のスパイ組織“キングスマン”。最新作では、“キングスマン”の謎に包まれてきた誕生秘話が明かされる。
主人公は、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿や『007』シリーズで知られるファインズ演じるオックスフォード公。平和主義のイギリス名門貴族である彼は、戦争で平和は実現しないという考えの持ち主だが、ある時、独自の諜報網から、ドイツやロシアの不穏な動きを察知。闇の狂団の企みを阻止すべく、仲間と共に立ち上がり、後にスパイ組織“キングスマン”の礎を築く存在に。これまでも、数々の人気キャラクターを世に贈り出してきた本シリーズだが、シリーズ史上最も重要な人物と言っても過言ではない“キングスマン”誕生に大きく関わる彼の活躍が本作では描かれる。
オックスフォード公を演じたファインズは「僕にはかなりたくさんのアクションがある」と明かしている。本作では、オックスフォード公の白熱したバトルシーンが続々登場。「僕は自分が出来る、またはやらせてもらえるどんなスタントでも、必ず自分でやりたいんだ。彼らがスタントダブルを連れてきたら、僕はいつも少しむっつりする(笑)。でも、時々彼らはそうせざるを得ないんだ。もし僕が部屋の端から端まで吹き飛ばされたりするならね」とも話している通り、その多くを、ファインズ自身が身体を張って演じている。ファインズ曰く、そんなバトルシーンでオックスフォード公が披露しているのが、“かなり昔ながらの剣術”だ。
本予告内でも、過去2作のようなガジェット満載のアクションだけでなく、鍛え上げられた肉体の動きを駆使した伝統的なアクションも多く見られ、彼の巧みな剣さばきによる怒涛なバトルが繰り広げられる。さらにファインズは、それらのバトルシーンについて、「残忍で、怒りに満ちた猛烈な闘いになるんだ。闘いの終わりの方では、勝つために、すべての紳士的なフェアプレーは捨てさられてしまう。悪者をやっつけるためにね」とも話し、紳士的な英国貴族であるはずのオックスフォード公が、悪と対峙する時は一変した姿を見せるのだと話す。一度スイッチが入ると一変する、紳士たちのギャップ溢れるアクションシーンがこのシリーズならではの大きな魅力であり、オックスフォード公の戦い方は、その起源にあたるといえそうだ。
■公開情報
『キングスマン:ファースト・エージェント』
12月24日(金)全国公開
監督:マシュー・ヴォーン
出演:レイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movie/kingsman_fa.html