『カムカムエヴリバディ』は朝ドラ史上最速の展開? 第1週目から甘酸っぱさ満点

『カムカム』は朝ドラ史上最速の展開?

 11月4日、ひなた編の出演者が新たに発表された。るい編ではおそらくオダギリジョー、ひなた編では本郷奏多というように、安子編の松村北斗の位置付けがなんとなく想像できる。それはつまり3世代それぞれの恋模様が描かれていくということでもある。『おかえりモネ』と同じく、『カムカムエヴリバディ』が全120話だと仮定すれば、単純計算して一編は約40話。実に8週で安子編はクライマックスを迎えることになるのだ。『おかえりモネ』で言うと、百音(清原果耶)が東京に向かう少し前の辺り。『おちょやん』では千代(杉咲花)が小暮(若葉竜也)からプロポーズを受けるところ。そのスピード感の違いがよく分かるだろう。

 週のタイトルが「1925-1939」「1939-1941」とエピソードの年代であることも展開の早さを象徴している。第2週では安子、稔、勇の三角関係が描かれる中、稔が父・千吉(段田安則)へと「正式に安子さんとのお付き合いを認めていただきたいと思いよります」と頼み込む。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
出演:上白石萌音、深津絵里、川栄李奈ほか
脚本:藤本有紀
制作統括:堀之内礼二郎、櫻井賢
音楽:金子隆博
主題歌:AI「アルデバラン」
プロデューサー:葛西勇也・橋本果奈
演出:安達もじり、橋爪紳一朗、松岡一史、深川貴志、松岡一史、二見大輔、泉並敬眞ほか 
写真提供=NHK

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「リキャップ」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる