ジョン・ウー、セリフなしのアクション映画でハリウッドに復帰 主演はジョエル・キナマン
アメリカ映画市場が、さらに充実したものになりそうだ。中国を代表する映画監督ジョン・ウーが数十年ぶりにアメリカでメガホンを取り、ジョエル・キナマンが主演を務める、セリフのないアクション映画『Silent Night(原題)』を制作することが話題となっている。
関係者がDeadlineに語ったところによると、ストーリーはベーシックで、とある父親が幼い息子の死を復讐するために裏社会に立ち向かうというもの。本作は、Capstone社が出資することで交渉中だそうだ。
『ジョン・ウィック』シリーズのベイジル・イヴァニク、エリカ・リー、『ローグ』のクリスチャン・メルクーリ、ローリ・ティルキンがプロデュースを担当し、Capstoneのルザンナ・ケゲヤンがジョー・ガッタとともに監修する。その他のキャスティングは進行中ということだ。
ウー監督は『男たちの挽歌』、『狼/男たちの挽歌・最終章』、『ワイルド・ブリット』、『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』など、様式美あふれる香港アクションの名作を監督した後、ハリウッドに渡り『ブロークン・アロー』、『フェイス/オフ』、『ミッション:インポッシブル2』などのアクション映画を監督。2003年のベン・アフレック主演の『ペイチェック 消された記憶』以降は、中国に戻り映画製作を続けていた。