『東京リベンジャーズ』三ツ谷の素敵過ぎる手芸部部長姿が タケミチに贈られた特攻服
“血のハロウィン”と呼ばれる東卍(トーマン)と芭流覇羅(バルバラ)の抗争が終わり、アニメ『東京リベンジャーズ』もついにクライマックスへ動き出した。場地が亡くなり、一虎が逮捕されるという悲惨な結果に終わった抗争のその後を描いた第23話「End of war」。今回は長く続いたシリアスな展開から一転して明るさを取り戻し、視聴者もほっと胸を撫で下ろしたはずだ。
後悔と悲しみを抱きながらも、場地が遺してくれた未来に向けて歩みを進める東卍メンバー。マイキーはずっと恨んでいた一虎を許し、東卍の仲間であることを認める。かたや罪の重さから命を絶つつもりでいた一虎もマイキーの思いを知り、生きて償うことを決意。そんな2人の姿に同じく東卍の創設メンバーであるドラケンや三ツ谷はどこかすっきりとした笑顔を浮かべていた。
本来、東卍が裏で稀咲率いる芭流覇羅に乗っ取られるはずの未来を変えたのはタケミチが身体を張って暴走するマイキーを止めたからだ。大切な人を二度も奪われたマイキーの気持ちが痛いほどに分かるが故に、何もできなかったドラケンと三ツ谷はそんなタケミチにそれぞれ違った形で感謝の意を表す。
ドラケンは今回、タケミチを自身が生まれ育った場所へと案内した。そこは渋谷の歓楽街にある風俗店。父親は物心ついた頃からおらず、風俗嬢だった母親も蒸発し、血の繋がらないお店のスタッフや風俗嬢たちにドラケンは育てられた。実家とも言える場所で、皆から「ケン坊」と呼ばれるドラケンはいつもよりリラックスして見える。プレイルームの一角である自身の部屋に飾られた東卍やエマの写真から、彼がいかに仲間を大事にしているかが伝わってきた。「マイキーを止めてくれてありがとうな」。言葉数は少なくともマイキーしか訪れていない場所にタケミチを誘ったのは、ドラケンが彼に最大限の敬意を表している証でもある。