『プロミス・シンデレラ』『恋つづ』などラブコメで定番に? ツンデレと紳士キャラの攻防

ツンデレVS紳士キャラがラブコメの定番に?

 ラブコメといえば、ヒロインを巡って2人の男性が争うストーリーがお決まりだ。その中でも、ツンデレでドSなキャラと紳士キャラが火花を散らすケースが多い。現在放送中の『プロミス・シンデレラ』(TBS系)も主人公の桂木早梅(二階堂ふみ)に対して、片岡壱成(眞栄田郷敦)と旅館「かたおか」の副社長で早梅の初恋相手・片岡成吾(岩田剛典)の兄弟2人が好意を寄せていて、火花を散らしつつある。

 壱成は、リアル人生ゲームを決行して初めは早梅を困らせて面白がっていたが、真っ直ぐな早梅の姿や早梅と成吾が接近しているのを見て、次第に矛盾した行動をとるようになる。

 例えば、早梅が夜の旅館に忍び込んで掛け軸を持ってくるというゲーム中に、早梅が倒れて壱成と連絡が取れなってしまったことがあった。その時、壱成は自分でゲームをやらせたにもかかわらず、心配になって何年も足を踏み入れていない旅館に早梅の様子を見に行く様子からは、壱成の優しさと素直に自分の気持ちを表現できないことがわかる。

 また、普段のクールな雰囲気から想像することができない壱成が嫉妬している表情にネット上では「かわいい」という声がたくさん寄せられている。

 一方の成吾は、イケメンで温厚な性格な上に仕事ができることから、旅館の仲居からも信頼が厚く、人気がある。早梅と成吾が高校生だった頃、酒に溺れて早梅に暴力を振るう父親から逃げるために彼女の手を引いて走ったり、旅館で倒れた早梅を抱えたりなど誠実で紳士的だ。

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