内田理央に聞く、“性依存系女子”役『来世ちゃん2』撮影の裏側 「本当に大変なのは男性側」
内田理央主演ドラマParavi『来世ではちゃんとします2』が8月11日よりテレビ東京系でスタートする。いつまちゃんの同名4コマ漫画を実写化し、2020年1月から3月にかけて放送された前作『来世ではちゃんとします』は、主人公・大森桃江らCG制作会社「スタジオデルタ」で働く社員をはじめとする、性をこじらせた人物たちによる“赤裸々ラブエロコメディ”。続編となるシーズン2では、内田をはじめとする前作キャストが再集結し、さらに個性豊かなゲスト陣も登場する。
前作同様、5人のセフレがいる性依存系女子の主人公・大森桃江役で主演を務めるのは、女優やモデルとして活躍しながら、昨年開設したYouTubeチャンネル『だーりおCHANNEL』も大きな話題となっている内田。続編にかける思いや桃江の役作り、個性豊かなキャラクターについて話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
シーズン2はキャラクターの関係性に変化、恋愛感が強めに?
ーー前作から約1年半ぶりの続編となります。
内田理央(以下、内田):スパンが短かったので、「もう!?」って思いました(笑)。前作の放送タイミングでは嬉しいメッセージもいただきましたし、ご好評いただいているという噂も聞いていたので、続編が決まってものすごくありがたかったです。
ーー内田さんの元にはどういうメッセージが届いていたんですか?
内田:周りの女の子がすごく観てくれていて、「おもしろい!」とか「毎週観てるよー!」と、感想を教えてくれました。Paraviでも配信中ですし、Netflixでの配信も始まって、新たに観てくださる方も増えているみたいで。Netflixのランキングではトップ3にランクインしていて、私の大好きな『呪術廻戦』と『進撃の巨人』に挟まれていたんです! 嬉しくてスクショを撮っちゃいました(笑)。
ーー(笑)。好きな作品に挟まれるのは嬉しいですね。というか、トップ3に入るってすごいですよね。
内田:私もビックリしました! 結構イッキ見してくださる方も多いみたいで。内容的にそこまで重くないし、尺も短いので、さらっと観れるからイッキ見しやすいドラマではあるのかなと思います。シーズン2の放送が決まってからも、友達から「すごく楽しみにしてる!」とメッセージが届いたり、すごく期待していただいているんだなと嬉しい気持ちです。
ーーキャスト陣も前作のメンバーが再集結となりました。
内田:みんな何も変わっていなくて、安心しました(笑)。
ーー役にもすんなり戻れる感じですか?
内田:自分の中では、前回は桃ちゃんを繊細に作っていったところがあったので、今回は撮影に入る前にちょっと不安だったんです。なので、前作を2巡くらい見直して、声とセリフの感覚をチューニングしたところはあったんですが、スタジオデルタのメンバーがみんな変わっていなかったおかげで、すぐ元に戻れました。
ーーシーズン2ではどういった部分が見どころになるんでしょうか?
内田:シーズン2では、キャラクターの関係性に変化があります。桃ちゃんが三角関係になったり、セフレのみんなとの関係性もちょっと変わったり、失恋みたいなことをしたり、松田くん(小関裕太)との関係にも変化があったり……、『1』よりもいろんな人間関係がより深掘りされていて、恋愛感が強めになっていると思います。
ーーシーズン1から引き継がれる部分と、シーズン2で加わる新たな要素もありそうですね。
内田:シーズン1のときは、ちょっと過激なシーンでは、あまり下品にならないように、抑揚をつけずにコミカルにやることが多かったんです。言い方が難しいんですけど、昔のコントみたいな感じで、大袈裟にセリフを言う感じですね。一方で、切ないシーンはリアルな感情を見せたかったので、そのバランスが結構難しくて。シーズン2は、後者の切ない部分やリアルな部分が増えているので、そこは丁寧にやることを心がけています。
ーーベッドシーンも全体的にコミカルでしたよね。
内田:そうなんですよ。コミカルなベッドシーン(笑)。なので、その点においては何か不安を感じたりすることは全然ありませんでした。正直言うと、私はキャミソールやスウェットを着て、「あ~れぇ~」とかやっているだけで(笑)。“体当たり”と思われがちなんですが、本当に大変なのは男性側なんです。