『TOKYO MER』次は山岳救助! 喜多見率いるチームが示す理想的な関係性

『TOKYO MER』次は山岳救助!

 チームと個人の理想的な関係性を問う中で挿入された父と子のエピソード。離れて働く父を尊敬していた壮太に、冬木が「パパの自慢のヒーローだ」と抱きしめる一幕に思わず目頭が熱くなった。強いチームに理由があるのかという問いへの答えは、スーパーマンである必要はないということ。強いリーダーにエンパワーされて、一人ひとりが持ち味を発揮することでチームは強くなる。その根底には「誰にだってできることはある」という考えと、使命感でつながったメンバーへの信頼がある。

 絶体絶命の窮地で全員が勢ぞろいする場面や「秘密兵器」ドローンの導入など、命を救うために立ち向かうヒーローのオーラが増す一方で、次なる危機がMERを襲おうとしていた。赤塚都知事(石田ゆり子)に生じた異変や喜多見の「空白の1年」に対する追及など、不確定要素だらけの状況で、それでも目の前の命と向き合っていく。赤塚が「もっと強くなってもらわないと困ります」と言うように、ヒーローがその肩に担うものは大きいのだ。

■放送情報
日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、 佐野勇斗、佐藤栞里、フォンチー、佐藤寛太、菜々緒、鶴見辰吾、橋本さとし、渡辺真起子、仲里依紗、石田ゆり子
脚本:黒岩勉
プロデューサー:武藤淳、渡辺良介、八木亜未
演出:松木彩、平野俊一
製作:TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
公式Twitter:@tokyo_mer_tbs

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