『TOKYO MER』鈴木亮平、要潤らによる“命のリレー” つながれたバトンがもたらした奇跡

『TOKYO MER』喜多見ら、決死の救出

 『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)放送終了後のテロップには、医療の現場で奮闘する方々へのメッセージが映し出される。説明するまでもなく、感染症対策の最前線に立つ医療者へのねぎらいと感謝を伝えたものだ。

 コロナウイルスに限らず、本作には現在進行形のトピックがふんだんに盛り込まれている。女性都知事の直轄組織であるMERには医療現場の多職種化が反映されており、メンバーも紛争地域での医療経験を持つチーフ、仕事と子育ての両立に奮闘するシングルマザーや、ベトナムから経済連携協定で来日したスタッフで構成。各話の題材も、実際の事件・事故を想起させる社会的に注目度の高い出来事に着想を得ているようだ。

 第4話で取り扱われたのはトンネル事故と臓器移植だった。トンネル崩落事故が起き、通行止めになったトンネル内に移植手術のために臓器を運搬中の小山医師(高橋ユウ)が閉じ込められた。手術室で到着を待つ少女、汐里(福室莉音)のために、喜多見(鈴木亮平)はハイパーレスキュー隊の千住(要潤)と決死の救出を試みる。

 天井版の落下は、9年前の事故を思わせる。トンネルだけでなく、道路や橋、下水道などのインフラは老朽化が進み、多くが耐用年数を過ぎようとしている。また、臓器移植を希望して待機中の患者は全国で約1万4千人いるといわれており、そのうち実際に移植を受けることができるのは年間約400人。何が言いたいかというと、ドラマで起きたことは現実に十分起こり得るということだ。



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