『推しの王子様』渡邊圭祐の“リアル育成”は順調! 航の成長&幼なじみ杏奈からの告白も
大人気の乙女ゲームを手がけるペガサス・インクの社長である泉美(比嘉愛未)が、自身の推しキャラクター、ケント様に外見だけは瓜二つな航(渡邊圭祐)を「最高の王子様」に「リアル育成」しようとする、ドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)。はじめは「夢なんて持つだけムダだ」と無気力で、何にも興味を示さなかった航に泉美も悩んでいたが、働き始めたペガサス・インクでの出来事やスタッフとの交流を通して、航は成長をみせ、ついに楽しいと思えることを見つけたようだ。
航は杏奈(白石聖)とともに、光井(ディーン・フジオカ)から新しいゲームのキャラクターの参考になる資料集めを頼まれる。光井からキャラクターのイメージを聞きながら、航はさらさらと絵を描き上げ、実は絵が得意であることが判明する。しかし、「絵は好きじゃないですから」と周りを突き放したような態度を取る航。あとに航は泉美に、高校時代に両親が離婚し、母が家出した1年後には、一緒に暮らしていた父が再婚することになり、家に居場所がなくなってしまった過去を寂しげな表情でぽつぽつと語ったのだった。
一方、芽衣(徳永えり)は推しの2.5次元俳優・三上悠太(仲村宗悟)が出演するミュージカルを観に行くため、物凄い勢いで仕事を片付けていた。しかし観劇日の直前に、三上に熱愛が発覚し、“炎上”してしまう。ショックを受けた芽衣は仕事で普段はしないようなミスをしてしまうほど落ち込み、推しの舞台には綺麗な白のワンピースを着る芽衣だが、ミュージカル千秋楽当日に、まるで喪服のような全身黒のコーディネートで仕事場に現れる。推しの三上は熱愛を認め、結婚と引退を発表したのだ。芽衣は「こんな気持ちで応援できないし、やっぱりどこか裏切られた気分」と観劇をしないことを考えているよう。そんな芽衣に、泉美は三上と出会ったことで、居場所を見つけ、変われたと書かれた、芽衣の「ペガサス・インク」入社時の履歴書を見せる。「最後に会ってきなよ!」と泉美に背中を押され、芽衣は、勝負服の白ワンピースを持ち、観劇に向かっていくのだった。