『劇場版 呪術廻戦 0』ビジュアル公開でも話題 パンダら“2年ズ”と乙骨憂太の関係性を解説

 『劇場版 呪術廻戦 0』は、昨年から今年3月にかけて放送されたTVアニメ『呪術廻戦』(毎日放送・TBS系)の前日譚である、『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』が原作。先日ビジュアルが公開され、『呪術廻戦』にも登場したキャラクター、禪院真希の髪型や眼鏡の違い、狗巻棘の髪型や口を覆っている服の違い、逆にパンダに全く変化がない(笑)ことなどが話題になった。アニメ『呪術廻戦』では虎杖悠仁たちを厳しくもやさしく導いた3人は、『劇場版 呪術廻戦 0』でどんなチームワークと活躍を見せるのか。

『劇場版 呪術廻戦 0』
『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイトより

 『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』は、TVアニメ『呪術廻戦』で、呪術高専2年生として登場した禪院真希、狗巻棘、パンダの3人と、主人公・乙骨憂太が呪術高専1年生だった頃の話で、乙骨の呪いにまつわる感動の結末がファンの間でも屈指の人気を誇るエピソードだ。

 呪具の使い手である禪院真希は、呪術界御三家の1つの家系に生まれながら、呪力を持たなかったために落ちこぼれとなって呪術高専に通うことになった。TVアニメ『呪術廻戦』では双子の妹・禪院真依とのギクシャクした関係性から、その出自が明らかになった。呪言師の家系の末裔である狗巻棘。言霊で相手を縛る呪力はすさまじく、むやみに人を傷つけないように、普段は「しゃけ」「おかか」「ツナマヨ」など、意味を持たないおにぎりの具で会話を交わす。そしてパンダは、人の言葉を話す「突然変異呪骸」で、ゴリラ核など複数の核を入れ替えて戦う。ツッコミ体質でけんかっ早い真希をなだめながら、棘の言葉を理解し、チームをまとめるムードメーカーでもある。

 この3人のクラスに、とある理由で転入してくるのが乙骨憂太で、最初は「何者だ!」とザワつくが、鍛錬や任務を通じて友情を育んでいく。この構図は、虎杖悠仁が呪術高専に転入して来た時の構図とも重なる。真希は口が悪く荒っぽいところがあるが、後輩の釘崎野薔薇も同様で、よく虎杖を蹴飛ばしながら暴言を吐いている。クラスの紅一点が荒っぽいのは、呪術高専の伝統なのかもしれない。『劇場版 呪術廻戦 0』では、真希のそんな姿も見られるだろう。

 また、棘とパンダが、敵とどんな戦いを繰り広げるかにも期待がかかる。パワーと冷静な判断力で相手を圧倒するパンダ、棘の強力な呪言に弱点はあるのか。真希や乙骨が、そこにどう絡んでくるのか、期待が高まるばかりだ。

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