菜々緒、『TOKYO MER』で意識する“女性の強さ” 凄腕看護師・蔵前夏梅との向き合い方

菜々緒、凄腕看護師・蔵前とどう向き合った?

「TOKYO MER」メンバーとしての学び

ーー菜々緒さん演じる夏海という役は、新米研修医の比奈(中条あやみ)を精神的な面でサポートしているようにも感じられましたが、お芝居で何か意識している点はありますか?

菜々緒:蔵前夏梅という女性は本当にできる看護師なんです。鈴木亮平さん演じる喜多見先生の右腕とも言えるくらい。リハで指導してくださる看護師さんやお医者さんに教えていただいたんですけど、“デキる看護師”さんは研修医さんのこともちゃんとフォローもするみたいなんです。夏梅もいろんな立場の人たちをサポートできるような人だと思うので、そういう雰囲気は出せるように意識していますね。

ーー菜々緒さんご自身にも通ずる雰囲気を感じますが。

菜々緒:いやいや! お芝居をしているときの私は、むしろサポートしてもらう側なので。“する”側ではないかもしれないです。

ーーそうなんですか!? 意外です。では、夏海についてご自身との共通点はありますか?

菜々緒:共通点と言いますか……「女性の強さ」という点においては負けないように頑張りたいですね。今はまだお医者さんやレスキュー隊って男性が多いですが、これからは女性の活躍も増えてくると思うので。

ーーなるほど。「TOKYO MER」というチームは、常に大きな事件に立ち向かって命と向き合っています。その部隊のメンバーを演じることで、刺激を受けたり学ぶことも多そうですね。

菜々緒:めちゃくちゃあります。日々命と向き合う重大さを感じながら仕事をするって、体力的にも精神的にもすごく大変なことだなと……。医療従事者の皆さんが頑張ってくださっていることを感じながら撮影しています。

ーーでは、最後に菜々緒さんから見どころをお聞かせいただけますか?

菜々緒:もう全部が濃密ですごいんですよ。1話ごとにいくつも事件が起きるので、自分がどこのシーンをやっているのか全然わからなくなるぐらい(笑)。次回の第4話は、トンネルが崩壊するという大規模な事件が起きます。この撮影はトンネルを全部封鎖して行われたので、なんというか本当にスケールが大きくて……。全員が主役となって命と向き合う回になってますので、息をするのを忘れるくらい見入っていただけるかと思います。ぜひ、ご期待いただければ嬉しいです。

■放送情報
日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、 佐野勇斗、佐藤栞里、フォンチー、佐藤寛太、菜々緒、鶴見辰吾、橋本さとし、渡辺真起子、仲里依紗、石田ゆり子
脚本:黒岩勉
プロデューサー:武藤淳、渡辺良介、八木亜未
演出:松木彩、平野俊一
製作:TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/TokyoMER_tbs/
公式Twitter:@tokyo_mer_tbs

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる