岸優太は月9で存在感を放つ 永瀬廉、高橋海人らKing & Princeメンバーが俳優業で活躍

キンプリ 岸優太、月9で放つ存在感

 月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ)に出演中の岸優太の演技に注目が集まっている。デビュー以降、俳優としてドラマや映画で活躍の場を広げてきたKing & Princeのメンバーだが、今回満を持してリーダーである“ラスボス”岸の登場となった。本稿ではドラマでの演技をはじめ、これまでの俳優としての活躍も振り返りながら岸の魅力について考察してみたい。

放送開始から大きな話題を呼んだ岸の演技

 大人気シリーズ『コード・ブルー』や『白い巨塔』など人気医療ドラマを放送してきたフジテレビが手がけるとあって、放送開始前から話題を集めていた『ナイト・ドクター』。その話題作に出演しているのが、King & Princeの岸優太だ。同作は、どんな患者も365日24時間断らない”医療を目指し夜間専門で働く5人の若き医師たちの姿を描く青春群像医療ドラマだ。岸が演じる内科医・深澤新は、平凡に毎日が過ごせればいいと考えていたが、意思に反して夜間専門の医療チームに配属されてしまう。一刻を争う救急の現場で経験も知識もない深澤はただ立ちつくすことしかできなかった。一旦はチームを去る決心をするものの、妹が搬送されてきたことをきっかけに再び夜間勤務に残る決意をする。

 第1話では、壮絶な救命救急の現場を目の当たりにし動揺する深澤の心情を、落ち着かない視線の動かし方と表情や手の動きで、繊細かつ的確に演じて見せた。またチームに残る決意を上司に告げる際には決意の強さを目力で表現した。岸の特徴である決してオーバーになりすぎない絶妙な演技は観る人の心を掴んだに違いない。初の月9出演とは思えない堂々とした演技に、Twitterでも「#深澤」がトレンド入りするなど注目が集まっていた。

繊細かつ自然体で的確な演技が岸の魅力

 そもそも岸の演技力はジャニーズファンの中では有名で、ジャニーズJr.時代から数多くのドラマや舞台で経験も豊富だ。『近キョリ恋愛 〜Season Zero〜』(日本テレビ系)で演じた鮎川奏多役は主人公に想いを寄せ、微妙な空気感で揺れ動く切ない男子を好演。ドラマのクライマックスで奏多が事故死するシーンでは視聴率が跳ね上がり大きな盛り上がりを見せた。この頃から岸の自然体の繊細な演技力に注目が集まるようになり、ジャニーズファンの間で“安定の岸優太”として広く知られるようになった。

 筆者が印象に残っている岸の出演した作品のひとつに、2015年の『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)のトイ役がある。ゲームセンターにあるガチャにコインを入れて回すと自分のことだけを気にかけてくれる“理想のお兄ちゃん”が出てくるというファンタジーなドラマで、岸は最高ランクの「S」を持つトイを演じた。作品では前世の記憶が戻り、実の妹とガチャを回したミコ(鈴木梨央)との間で揺れ動く微妙な心の動きを的確に演じ、雑誌『月刊テレビナビ』の新人男優賞も受賞している。

 また、役者としての成長は2013年から参加した堂本光一(KinKi Kids)主演舞台『Endless SHOCK』での経験も大きく影響しているように思う。それまでもいくつか舞台経験はあったものの、この舞台で堂本から演技や役者としての心構えなどをしっかり学んだのではないだろうか。

 さらに映画でも、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016年)では、中島健人(Sexy Zone )演じるドSの主人公に翻弄される梶祐介役を、『ニセコイ』(2018年)ではお調子者の舞子集をコミカルに演じたたことも記憶に新しい。



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