『探偵☆星鴨』最終回は怒涛の展開の予感 有岡大貴が体現するコミカルさが作品の魅力に

『探偵☆星鴨』最終回は怒涛の展開の予感

 女性のタジタジ、調査はドタバタ。だけど、閃く早さは一級品ーーHey! Say! JUMPの有岡大貴が主演を務めるシンドラ『探偵☆星鴨』(日本テレビ)がいよいよ6月28日に最終回を迎える。

 第9話の冒頭では「星くん、君に依頼がある。例の殺人事件の捜査に協力して欲しい。君の力が必要だ」と捜田(岡田義徳)から直々に捜査協力の依頼を受けた星(有岡大貴)。「え!?  本当ですか?」と目を見開いて驚くと、「すごい! やったじゃないですか」と喜んだ唐戸つぐみ(片山友希)。「ついに念願の殺人事件の依頼が!」と星の心の声を代弁するように声を弾ませていた。

 ドラマの始まり、星の第一声は「暇だ……」と言うつぶやきだった。浮気調査ばかりだった星探偵事務所に、遂に大仕事が舞い込んできた。

 星が瞳を輝かせて喜んだのも束の間。「でもそれは君自身の手で、ジョーを追い詰めることもあるわけだ」と捜田の言葉に、複雑な表情を浮かべた星。困惑しながらも黙って2回ほど頷き、「わかりました。僕が必ずこの事件を解決してみせます」と覚悟を決めた。

 サスペンスドラマでも、探偵物語でも外せないのが刑事との連携プレー。星は念願の大きな事件を受けたものの、捜田が率いる警官2人の姿をみて「圧倒的戦力外ですよ、戦力外通告!!」と声をあげた。しかし、横入(竹田光稀)の嫌味たっぷりな煽りに、捜田とタッグを組むことを決意する。女性と3秒以上目を合わせられず、30cm以内に近づくのも苦手な星。こまめに目をそらしながら懸命に調査を続けていた。師匠であるジョー先生(堀部圭亮)を信じ、助けるために。

 「僕が真実を暴いてやりますよ」ーー初回から登場した星お手製の探偵グッズ、三徳双眼鏡が活躍。あんパンと牛乳を乗せて捜田とともに張り込みを続ける。ツッコミ、ツッコまれ…このところいいバディになってきた二人。そんなほのぼのとした気分に浸ったのも束の間。ここから点と点が線で繋がるように、怒涛の展開をみせる。

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