コクトー×メルヴィル『恐るべき子供たち』4Kレストア版で10月公開 場面写真&ポスターも

『恐るべき子供たち』4Kレストア版で公開へ

 フランス公開70周年を記念して修復された『恐るべき子供たち』の4Kレストア版が、10月初旬よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開されることが決定した。

 

本作は、1920年〜1950年代、パリで時代の寵児となったジャン・コクトーの原作をジャン=ピエール・メルヴィルが映画化したもの。メルヴィル監督は、スタジオ式の撮影スタイルとは距離を置き、俳優たちの演技はもちろん、街頭、自宅、公共の施設など、即興性を重んじた撮影方法を敢行。以後の映画界に大きな革新をもたらし、後には『サムライ』や『仁義』などに続くフイルム・ノワールのスタイルを確立していった。

 本作で撮影を担当したアンリ・ドカエもメルヴィルの撮影スタイルに共鳴し、この後、ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』、フランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』など、ヌーヴェルヴァーグの大きなうねりの一端を担った。

 今回の4Kレストアを機に、日本語字幕を一新。『燃ゆる女の肖像』の横井和子が翻訳を担当し、小説版『恐るべき子供たち』の翻訳者でもあるフランス文学者・映画評論家の中条省平氏が監修を務めた。また最新の4K映像は、コクトーとメルヴィルがこだわった美術や撮影のディテールを、深みのあるモノクロームの映像の中にクリアに再現した。

 情報発表とあわせて、場面写真とポスタービジュアルも公開された。

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■公開情報
『恐るべき子供たち 4Kレストア版』
10月初旬より、シアター・イメージフォーラムほかにて全国公開
監督・脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
脚本:ジャン・コクトー、ジャン=ピエール・メルヴィル
出演:ニコール・ステファーヌ、エドゥアール・デルミット
撮影:アンリ・ドカエ
衣装デザイン:クリスチャン・ディオール
配給:リアリーライクフィルムズ、Cinemago
共同提供:Cinemaangel
1950年/105分/フランス/モノクロ/スタンダード4Kデジタルリマスター版/DCP・Blu-ray/日本語字幕:横井和子/監修:中条省平
(c)1950 Carole Weinkeller (all rights reserved) Restauration in 4K in 2020 / ReallyLikeFilms



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