『悪魔とラブソング』浅川梨奈×飯島寛騎が語り合う、恋愛の先にある理想の関係性

浅川梨奈×飯島寛騎が語る、理想の関係性

飯島「幸せにしてやりますよ」

――ドラマでは、友達同士でいろんな方向に恋愛の矢印が向いています。もしお2人が、友達と同じ人を好きになってしまったらどうしますか?

飯島:まぁ、曲げないでしょうね。「そいつと付き合うんだったら、幸せになれよ。でも俺と付き合ったら、幸せにしてやるよ」って。

浅川:フォ~! テンション上がっちゃった(笑)。でも、私も曲げないです。友達関係ももちろん大事だけど、やっぱり自分の気持ちを一番大事にしたいから。好きになったら私は一直線に向かっていくので、たとえ友達と一緒でも、恨みっこなしねっていう。それが成立する友達がいいなと思いますね。だから私も、相手と付き合ったら幸せになればいいし、私と付き合ったら、幸せにしてやりますよ!

飯島:ほほ〜う(笑)。

――お2人とも、自分の気持ちを友人にも打ち明けるということですよね?

浅川:言わなくても、なんとなくわかるかなって。

飯島:うん。腹を括って話すような感じではないかな、と思います。

――そういった恋愛観は、学生時代と今で変化を感じますか?

飯島:スマートにはなったんじゃないですかね。それこそ学生時代って、一直線から、特急列車なんですよ。寄り道をしない。それはすごく素敵なことだけど、事故率も高いんですよね。暴走しがちだから(笑)。でも、大人になって少しはブレーキをかけられるようになったんじゃないかなと。一旦ここで様子を見て、相手がどういう反応をとるだろうって。それによって、また「(車掌風に)発車しまぁ~す」って、段階を踏めるようにはなっていると思います。

浅川:私も、その段階に行けるようになりたいです……。

――まだ特急列車?

浅川:まだ特急列車だと思う(笑)。私は行動派なので、たぶん突き進んでクラッシュします。

飯島:行動派で特急はキツいね(笑)。

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――ちなみに、もし相手の好きな人が自分じゃないと気づいたら?

浅川:つらいなぁ。

飯島:うーん……つらい(笑)。でも、潔く諦めるんですかね、そういうときは。自分じゃないと思ったら、「代わりにお前が行けよ。頑張れよ」って。でも、「手を抜いたら、俺が取るからな」って。

浅川:おほほほ、なんかいいねぇ。今日、どうしたの?(笑)

飯島:いや、基本はロマンチストよ。男なんて、そんなもんです。

浅川:私は時が来るまでは、アプローチはできないかも。本当によき相談相手っぽく振る舞うと思います。

飯島:それが一番いいよ。やっぱり隙は狙っていかないと。

「思い合える関係性が理想」

――そんな恋愛の先にあるお相手は、一緒にいてどんな気持ちになれる人が理想でしょうか?

飯島:年齢によって変わってきていると思いますけど、大人になるにつれて、家族みたいな関係性でいられるのが楽なんじゃないかな、と思うようになった気がします。もちろんハラハラ、ワクワクする情熱的な恋愛もしたいけど、それだけでもないのかなって。

浅川:私は尊敬し合える関係が素敵だなと思います。仕事でもプライベートでもいいけど、相手に対して自分がどれだけ尊敬できるか、相手がどれだけリスペクトを持ってくれるか。なあなあにならずに、お互いのいいところを常に言い合えたり、思い合える関係性が理想かなと思っています。

――ありがとうございます。最後に、友情、恋愛、将来と、様々な葛藤が描かれる本作を通して、届けたいメッセージをお願いします。

浅川:学生時代のリアルな悩みが出てくるので、同じような状況に悩んでいる子が、たまたまでもいいので、この作品を見たときに、何か勇気を与えられるような作品であったらいいなと思います。本当に胸に刺さるセリフが多くて、私自身、何度もハッとさせられました。「自分も頑張りたい」とか「こうしたい」と思えるようなメッセージ性のある作品だと思うので、それを感じ取ってもらえたらと思っています。

飯島:どんなことも「動かないと結果には繋がらない」ということが伝えられたらいいなと思います。10代は思春期でもあるし、親にも相談できない、ましてや友達になんて言えない、と悩んでいる方にも観ていただきたいですね。それに、この作品は年代を問わず響くものがあると思います。描かれるのは学校生活がメインですけど、僕ら20代でも感じるものがあるし、30代でも「昔はこうだった。で、今の自分はこうだな」と。音楽にのせて気持ちを伝えるっていう世界観もあって、観ていて飽きない作品なので、いろんな観点から楽しんでもらえたら嬉しいです。

浅川梨奈×飯島寛騎、お互いを一言で表すと? 『悪魔とラブソング』独占コメント

■配信情報
Huluオリジナル『悪魔とラブソング』(全8話)
Huluにて独占配信中
出演:浅川梨奈、飯島寛騎、奥野壮、小野花梨、山之内すず、吉田志織、堀部圭亮
原作:桃森ミヨシ『悪魔とラブソング 新装再編版』(集英社愛蔵版コミックス刊)
脚本:吉田恵里香、おかざきさとこ、蛭田直美
監督:横尾初喜
主題歌:FAKY「Take my hand」(rhythm zone)
音楽:上田壮一
エグゼクティブプロデューサー:長澤一史
チーフプロデューサー:茶ノ前香
プロデューサー:大野哲哉、岡宅真由美
制作協力:アバンズゲート
製作著作:HJホールディングス
(c)桃森ミヨシ/集英社・HJホールディングス
公式サイト:https://www.hulu.jp/static/akulove/
公式Twitter:@akuloveHulu
公式Instgram:lovestories_hulu
公式TikTok:lovestories_hulu

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【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterフォロー&該当ツイートをRTいただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式TwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。
※営利目的の転売は固くお断りいたします。発見した場合は然るべき対応をとらせていただきます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
7月4日(日)

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