舘ひろし主演『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』今秋放送へ 共演に蓮佛美沙子ら
舘ひろし主演ドラマ『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』が、NHK BSプレミアム、BS4Kにて、今秋放送されることが発表された。
本作は、映画『64-ロクヨン-』などの久松真一が手がけるオリジナルドラマ。長年、教師ひと筋に生きた主人公・深谷善輔が、第二の人生に「保護司」を選ぶ。刑期を終えようとする仮出所中の人々すなわち「対象者」と向き合う保護司・深谷善輔はそれまでの人生、全人格をかけた“闘い”に挑んでいく。
主人公・善輔を舘、自分の子供を殺した罪で服役していた女性・小山結子を浅丘ルリ子、父・善輔にひそかな葛藤を抱える娘・美晴を蓮佛美沙子、母・結子との確執に苦しむ娘・香苗を真矢ミキが演じる。
情報発表に合わせて、メインキャスト4名より下記のコメントが寄せられている。
コメント
舘ひろし(深谷善輔役)
罪を背負った人々を通じ、保護司という立場で、世の矛盾や、心の傷や痛みに寄り添うような役柄を演じることができればと思っております。
石原裕次郎さんと数々の名作を共演してこられた、浅丘ルリ子さんと初共演させていただけることが、大変光栄で楽しみにしております。
NHKドラマ『クロスロード』でご一緒した、藤井監督をはじめとする素晴らしいチームと新たな作品に挑戦したいと思っています。
蓮佛美沙子(深谷美晴役)
一度罪を犯した人間に、未来はないのか。再犯率が約4割というこの国で、私はまだこの問いに相応しい答えを見つけ出せていません。
善悪の概念を超えた場所で起こる悲劇に、私たちはどう向き合えばいいのだろう。
様々な人々の‘生き直し’を描いた今作で、私が演じる美晴はきっと、視聴者の方と1番近いところにいる存在だと思います。
私自身も彼女と一緒に戸惑い、悩み、考えていきたいです。そして、綺麗事ではない希望を見つけられたらと思います。
真矢ミキ(小山香苗役)
同じ晴天の空の下であったとしても、人の数だけ様々な空の色が広がり、その中には二度と陽は昇らない景色もあるのかと台本を読んで胸が熱くなりました。身の引き締まる思いです。
複雑な人生を背負った香苗という女性の人生を、私もこの作品の空の下、思い切りもがいてみたいと思います。
浅丘ルリ子(小山結子役)
石原裕次郎さんとのご縁で、今回、初めて舘ひろしさんと共演することになりました。
8本あるお話の中で、どう展開していくのか楽しみにご覧いただきたいと思います。
■放送情報
プレミアムドラマ『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』
NHK BSプレミアム・BS4Kにて、2021年秋スタート 毎週日曜放送(全8回予定)
作:久松真一
出演:舘ひろし、蓮佛美沙子、真矢ミキ、浅丘ルリ子ほか
制作統括:柴田直之(NHK編成局コンテンツ開発センター)、坂部康二(NHKエンタープライズ)、藤田裕一(ロビー・ピクチャーズ)
プロデューサー:小嶋克己、篠原圭(NHKエンタープライズ)
演出:藤井裕也(AX-ON)、初山恭洋
写真提供=NHK