中沢元紀、『時すでにおスシ!?』で考える親子の距離感 永作博美とは「まさに親子みたい」

TBS火曜ドラマ『時すでにおスシ!?』に出演する中沢元紀のインタビューコメントが公開された。
本作は、永作博美演じる子育てを卒業した待山みなとが、50歳で久しぶりに訪れた“自分の時間”に戸惑いながらも、第二の人生を歩み始める完全オリジナルの人生応援ドラマ。みなとが第二の人生として飛び込んだ“鮨アカデミー”の堅物講師・大江戸海弥を松山ケンイチが演じる。
中沢が演じるのは、みなとの一人息子・待山渚。第6話、第7話ではみなととの関係性の大きな変化が描かれた。
中沢はみなととの距離感について、「一人息子で、母親と1対1の関係性だからこそ、母親にしか言えないこともあれば、母親だから言えないこともある」と分析。「『大切な人ほど大事なことは言えない』という距離感をすごく考えました」と、繊細な役作りのこだわりを明かした。
母親役の永作博美については、「本当にフラットで、まさに親子みたいな感じです」と表現。第7話でのキャッチボールの撮影の合間に地元の話などで盛り上がったエピソードを振り返り、「そういうたわいのない時間が、自然な親子感にもつながっている気がします。壁なく接してくださるので、本当にありがたいです」と感謝を述べた。
視聴者に向けては、「お母さんと大江戸先生の関係性もそうですし、鮨アカデミーを卒業した後のみんながどうなっていくのかは、きっと気になっている方も多いと思います」と今後の見どころに触れ、「その中で、渚がお母さんの握ったお鮨を食べられるのか。そこにもぜひ注目していただきたいです」と呼びかけた。
中沢元紀(待山渚役)コメント
出演オファーを受けての感想
永作さんの息子役と聞いて、まずそこがすごくうれしくて。同じ茨城県出身ということで、勝手に親近感がありました。空気感やテンポ感も、お会いする前からどこか似ていそうだなと感じていて。あくまで感覚なのですが、そういうところも含めて楽しみでした。
『下剋上球児』ぶりのTBSドラマ出演について
放送枠は違いますけど、またTBSに帰ってこられたことがうれしかったですし、『下剋上球児』の時にお世話になったスタッフさんもいらっしゃって。成長した姿を見せられていたらいいなと思っています。
共演していたかつ(兵頭功海)が前クールに出演していたこともあって、ピッチャーの継投みたいな感じでうれしいです。
周囲の反響について
『下剋上球児』の球児たちからは、「息子っぽいよね」みたいな感想をもらいました(笑)。新社会人の方からの声も多くて、「『時スシ』を見て頑張っています」や「これから上京します」といったメッセージをいただきます。
月曜ではなく火曜に放送される作品だからこその意味もあるのかなと思っていて。「よし、頑張るぞ」という気持ちになりつつ、月曜ほど気負いすぎず、心が温まって少し前向きになれる。その感じが火曜にぴったりだなと思いますし、そういう反響をいただけることもうれしいです。
みなとと渚の距離感について
難しいですね。第1話からずっと悩んでいました。一人息子で、母親と1対1の関係性だからこそ、母親にしか言えないこともあれば、母親だから言えないこともあると思ったんです。渚のセリフにもありましたが、「大切な人ほど大事なことは言えない」という距離感をすごく考えました。
実は、第6話のラストは永作さんとも相談しながら、その話で描かれる関係性として自然な終わり方になるように、いろいろ話し合って作っていきました。
渚自身、ここからもう一歩大人に近づいていくタイミングだと思うので、母親との距離感のバランスは本当に難しくて。でも、第6話はいい塩梅に収まったのではないかなと思っています。もちろん、渚の選択が正解というわけではなくて、一つの親子関係の形として見ていただけたらうれしいです。
第7話で描かれた親子の仲直り
衝突して、ちゃんと仲直りして、お互いに素直な気持ちを言い合えた上での第7話だったと思うので、すごくいい距離感になったなと思います。
渚自身の軸が少しずつできてきて、母親との距離感も少しずつ分かってきた。大人になるための一歩みたいなものなんだろうなと感じました。
監督・プロデューサーから役作りのリクエスト
リアルな母親との関係性を考えると、僕自身、あまり目を合わせて話さないタイプなんです。もちろん悪い意味ではなくて、それが自然かなと思っていたのですが、ドラマはエンタメでもあるので、「もう少し目線を合わせてほしい」というお話をいただきました。
あとは、渚が第6話で母親に対してぶつけた言葉も、本心そのものではないと思うんです。もしかしたら一瞬そう思ったことはあったかもしれないけれど、新社会人になって、新しい環境でいっぱいいっぱいになってしまった中で、余裕がなくなってしまってつい出てしまった言葉なんだろうなと。だからこそ、そこは意識しながら演じていました。
監督もお子さんがいらっしゃる方だったので、父親としての子どもへの思いも聞かせていただきながら、いろいろすり合わせて作っていけたのかなと思います。
永作博美とのコミュニケーション
本当にフラットで、まさに親子みたいな感じです。めちゃくちゃしゃべるわけでもないし、ずっと一緒にいるわけでもないけれど、話さないわけでもない。その距離感がすごく自然だなと。
永作さんが、第7話で子ども時代の渚とキャッチボールをしていたのですが、その練習に「付き合って!」と言ってくださって、撮影の合間にキャッチボールをしたり、コーヒーの話をしたり、「茨城の人って寒さに強いよね」みたいな地元の話をしたり。そういうたわいのない時間が、自然な親子感にもつながっている気がします。壁なく接してくださるので、本当にありがたいです。
他の共演者への印象
松山さんは、待機場に360度カメラを置いていて、すごく機械に詳しいんです。ドラマの裏側を皆さんに楽しんでもらえるように、率先してやってくださっていて、素敵だなと思います。
お鮨を握るシーンも、松山さんは一から自分で握っていたりして。その作品への向き合い方は本当に勉強になりますし、そういう積み重ねが役の味になっていくんだろうなと感じています。
山時聡真演じる森蒼斗とパンケーキを食べに行くシーンも
さんちゃん(山時)とは、お互いゲラなので、「パンケーキのシーン、大丈夫かな」と心配していました(笑)。結果的には大丈夫だったので良かったです。
さんちゃんはかわいらしいですし、懐に入るのがうまいなと。お芝居でもそうですが、6歳下とは思えないくらいしっかりしていて、「大人だな」と思うことがあります。
渚と森くんの関係性にも近いのかなと思いますね。年齢差をあまり感じなくて、友達みたいな関係性です。
実際に鮨を握ってみて
本当に楽しいです。興味があるので、魚をさばくところから家でもやろうかなと思うくらい(笑)。
第6話の撮影で、最初に「シャリが手につく」ということを知って。鮨アカデミー体験イベントの時は、お米に水分が行きすぎないくらいのちょうどいい塩梅で握れた気がします。
手酢というお酢をつけて握るんですけど、それもつけすぎてしまうと酸っぱくなりますし、水分も含んでしまうので、本当に奥が深いなと思いました。見た目も大事ですし、日本の伝統の魅力が見ている方にも伝わったらいいなと思います。
実家では、お祝い事があると手巻き寿司をやることが多かったので、もし家族に振る舞うなら、そういうタイミングがいいかもしれないです。
できないことをできるまで頑張るタイプか
頑張っちゃいますね。そこは渚と似ているなと思いましたし、すごく共感しました。
やっぱり、新しい環境に入ると「周りに追いつかなきゃ」と焦ってしまうじゃないですか。そうなると、他のことまで手が回らなくなってしまう感覚もすごく分かるんです。だからつい頑張りすぎてしまうのですが、改めて人に頼ることも大事だなと思いました。
渚にとっては、それがお母さんだったり、同期の熊井くん(山田健人)だったりすると思うので、爆発してしまう前に誰かに相談しながら息抜きできたらいいですよね。
視聴者へのメッセージ
お母さんと大江戸先生の関係性もそうですし、鮨アカデミーを卒業した後のみんながどうなっていくのかは、きっと気になっている方も多いと思います。
その中で、渚がお母さんの握ったお鮨を食べられるのか。そこにもぜひ注目していただきたいです。
■放送情報
火曜ドラマ『時すでにおスシ!?』
TBS系にて、毎週火曜22:00~22:57放送
出演:永作博美、松山ケンイチ、ファーストサマーウイカ、中沢元紀、山時聡真、杏花、平井まさあき(男性ブランコ)、後藤淳平(ジャルジャル)、猫背椿、関根勤、有働由美子、佐野史郎
監督:坪井敏雄、岡本伸吾、金子文紀
脚本:兵藤るり
編成プロデュース:松本友香
プロデュース:益田千愛、鈴木早苗
主題歌:Creepy Nuts「Fright」(Sony Music Labels Inc.)
音楽:青木沙也果
製作著作:TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/tokisushi_tbs/
公式X(旧Twitter):@tokisushi_tbs
公式Instagram:tokisushi_tbs
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