斎藤工と生徒たちが発表会の準備 『息をひそめて』メイキング映像公開

『息をひそめて』メイキング映像

 Huluオリジナル『息をひそめて』のメイキング映像が公開。あわせて著名人からの絶賛コメントが届いた。

 本作は、2020年春、コロナ禍となった多摩川沿いで暮らす人々に光を当てたオムニバスドラマ。『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』『静かな雨』の中川龍太郎が配信ドラマ初監督を務め、各話に登場する市井の人々を、夏帆、村上虹郎、安達祐実、三浦貴大、瀧内公美、光石研、斎藤工、石井杏奈、蒔田彩珠、萩原利久、長澤樹、横田真悠、小川未祐らが演じる。

 本作で中川監督は、映画『そこのみにて光輝く』の脚本家・高田亮とタッグを組みオリジナルストーリーを構築。音楽をharuka nakamuraが担当し、カメラマン・上野千蔵が撮影監督として参加している。

『息をひそめて』メイキング映像

 公開されたのは、第8話のメイキングシーン。第8話は、第7話から1年が経ち、コロナ禍の終息の兆しが見え始めた未来を舞台に描かれ、今、自分たちができることは何なのかを考えた斎藤演じる高校教師の水谷光生が、合唱部の生徒たちに、自分たちで発表会を開催しようと提案。斎藤を中心に、発表会のために河川敷にフラッグを装飾しようと、生徒たちが力を合わせて楽しそうに準備をする様子や、演奏メンバーと生徒たちとのコミュニケーションをとり、その場の空気をひとつに合わせようとする姿が垣間見える。合唱メンバーは事前に音楽担当のharuka nakamuraと合唱の練習を重ねたが、撮影当日が演奏メンバーとの初合わせとなり、ぶっつけ本番さながらに撮影されたシーンとなっている。

 また、本作を鑑賞した漫画家の浅野いにお、TVプロデューサーの佐久間宣行、フリーアナウンサーの笠井信輔から絶賛コメントが到着。なお、中川監督、斎藤、haruka nakamuraが本作の公式Instagramにて5月9日の20時頃にインスタライブを開催する。

コメント

浅野いにお(漫画家)

今だからこそ巡ってきた出会いがあり、伝えられた想いがある。
世界が変わってしまったことを前向きに見つめ直すことができる、小さな希望のような作品です。

佐久間宣行(TVプロデューサー)

社会とはそれぞれの生活の集まりで、そこには切実な苦しさや悲しさがある。
そのひとつひとつを見つめていくこの作品の眼差しは、決して甘くない。
しかしだからこそ、登場人物ひとりひとりの決意や不意の優しさに、胸が熱くなる。
見れてよかった。

笠井信輔(フリーアナウンサー)

登場人物たちは皆マスクをして、コロナの困難、ストレスの中にいる。それを見守る多摩川の流れが温かい。川のそばに住みたくなった。自分の母校が舞台になっているから?それだけじゃない。
1話30分の別々の物語が最終回に1つの流れになる奇跡と癒し。
これはまさに、今の私たちの物語なのです。

■配信情報
Huluオリジナル『息をひそめて』(全8話)
Huluにて、独占配信中
監督:中川龍太郎
脚本:中川龍太郎、高田亮

<各話タイトル・出演>
第1話「人も場所も全ては無くなる」 夏帆、斎藤工
第2話「帰りたい場所が、ずっとなかった」 石井杏奈、萩原利久、長澤樹
第3話「君が去って、世界は様変わりした」 村上虹郎、安達祐実、横田真悠
第4話「この町のことが好きじゃなかった」 蒔田彩珠、光石研
第5話「たまに遠く感じる、君のことが」三浦貴大、瀧内公美
第6話「あなたの速さについていけないことがある」瀧内公美、三浦貴大
第7話「誰のために歌うの?」小川未祐、斎藤工
第8話「この窓から見える景色が、僕の世界だ」 斎藤工、夏帆

音楽:haruka nakamura
撮影監督:上野千蔵
エグゼクティブプロデューサー:長澤一史(HJホールディングス)
チーフプロデューサー:茶ノ前香(HJホールディングス)
プロデューサー:中村好佑(HJホールディングス)
プロデューサー:佐野大(SPOON)
制作プロダクション:SPOON
製作著作:HJホールディングス
公式Instagram:https://www.instagram.com/ikiwohisomete_hulu/

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