綾野剛演じる倫太郎の不意打ちキスに大反響 『恋はDeepに』動き出した2人の恋の行方は?
「私、人間じゃないの」
ラストに遂に海洋学者・渚海音(石原さとみ)からツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)に衝撃のカミングアウトがあった『恋はDeepに』(日本テレビ系)第4話。
前話から、共に山を守り“戦友”感が出ていた2人だったが、買い取った山林は保存したまま開発を進めようとする倫太郎はマリンリゾート開発プロジェクトメンバーから外されてしまう。
さらに、代わりに指揮を執る兄・光太郎(大谷亮平)は「海中展望タワー」建設中止を決め、海音にとっては望んでいた方向に話が進んでいるもののなんだか腑に落ちない様子で、素直に喜べないようだ。
「海中展望タワー」は倫太郎にとっては亡き母親との約束の証、それを知っている光太郎は母親不在の原因を作ったのであろう倫太郎をずっと許せず、何としてでも倫太郎に母親との約束を果たさせる訳にはいかないのだろう。光太郎は倫太郎に罪滅ぼしをする機会を与えたくはないのではないだろうか。
それでもなお「大切な人との約束」のために計画を諦めはしない倫太郎に、海音も「大切なものを守るために私は私の立場で反対します」と宣誓するが、「海洋生物のことも考えて、どうにか建設する」と倫太郎も応戦する。
今話、何と言っても盛り上がりを見せたのは、やはり倫太郎から海音への突然の不意打ちすぎるキスだろう。海音の正体に迫ろうとする倫太郎をはぐらかすばかりの海音に痺れを切らして、あるいは“どうしたって埋まらない心の距離”が歯痒くて。自分にだけは本当のことを話してほしいという祈りに近い気持ちを込めて。倫太郎自身も朧げな第1話での海音からのキスの記憶を思い起こそうとして。色々な気持ちが込み上がってのキスだったのだろうが、いつだって冷静沈着で“ツン”な倫太郎には珍しく、自分自身でもコントロールしきれない焦りや彼女を“しっかり掴みたい”“もっと知りたい”という願望に衝動的に突き動かされたようだった。