新田真剣佑×山崎紘菜×鈴木伸之が語り合う、『ブレイブ -群青戦記-』で生まれた独特の空気感

新田真剣佑×山崎紘菜×鈴木伸之が語り合う

山崎「自分を信じる大切さを教えてもらいました」

ーーとてもいい関係性が伝わってきます。撮影現場はそれこそ“部活”のような雰囲気もあったんですか?

山崎:そうですね。この3人に留まらず、みんながすごく繋がっていて、心が通じ合っていたと思います。ひとつのゴールに向けて、みんなが同じ気持ちを共有できていたような雰囲気のある現場でした。

鈴木:すごく失礼な話なんですけど、この現場で一緒だった、撮影当時は名前もわからなかったアメフト部の方と別の作品で再会して、思わずハグしちゃったんですよ。

新田・山崎:はははは!(笑)

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鈴木:やっぱり『ブレイブ -群青戦記-』で一緒にやったのが大きくて。別の作品だったらちょっとよそよそしい感じになっていたと思うんですけど、この作品はチーム全体でひとつの空気感を共有していたので、その空気感を共有した仲間と別の現場でまた会えたことがうれしくて。それぐらい、僕にとってはすごくいい現場でした。

山崎:すごく繋がってましたよね。楽しかったですもん。

新田:楽しかったよ、ほんとに。

ーーこの映画の見どころのひとつにはアクションがあります。アクションといっても、戦国時代を舞台に、それぞれが所属する部活の技を駆使しながら戦っていく、かなり珍しいタイプのアクションでした。

新田:僕はこれまでの経験が活かされた部分がかなりあったと思います。今までの積み重ねがあって、この作品にもそれが役立ったなと思います。

山崎:私はこれまでアクションの経験があまりなかったので、弓道を含め、今回は新しい挑戦がたくさんありました。弓道って、実際に部活でやるときは、絶対に人に当てたりすることはないので、普通に競技をするのとはまた違った練習が必要でした。競技としての弓道を、どこまで敵と戦うときに織り交ぜればいいのか、バランスがすごく難しかったです。

鈴木:僕も剣道は初めてでした。スポーツ強豪校という設定だったので、ちゃんとそう見えるかも不安だったんですけど、何度も練習して、アクション監督の方に助けていただきながら頑張りました。

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ーーアクションはもちろんですが、青春、恋愛、人間ドラマ、SFなど、ジャンルレスな魅力がある作品ですよね。

新田:本当にそう思います。今少し気持ちが沈んでいる人も、この映画を観て、少しでも勇気づけてもらえたら嬉しいです。絶対にそうなる映画なので。

山崎:私はこの作品で、自分を信じる勇気、自分を信じる大切さを教えてもらいました。観終わったあと、体中にエネルギーが満ちて、「頑張ろう!」と前向きな気持ちになれる映画なので、ぜひ元気をもらいに劇場に足を運んでいただきたいですし、タイトルに“ブレイブ”とあるとおり、皆さんに勇気を与えられるような作品になったらうれしいです。

鈴木:自分がこういう仕事をしているからではなく、僕は小さい頃からこういう作品が大好きなんです。中高生だったら、友達とか彼女とかと、ポップコーンを食べながら観たら絶対楽しいだろうなっていう、間違いない作品なんです。なので、ぜひ映画館の大きなスクリーンで観ていただきたいです。何か心を動かされるシーンが絶対にあるので。

■公開情報
『ブレイブ -群青戦記-』
全国公開中
出演:新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之、渡邊圭祐、濱田龍臣、鈴木仁、飯島寛騎、福山翔大、水谷果穂、宮下かな子、市川知宏、高橋光臣、三浦春馬、松山ケンイチ
監督:本広克行
脚本:山浦雅大、山本透
音楽:菅野祐悟
原作:笠原真樹『群青戦記 グンジョーセンキ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
配給:東宝
(c)2021「ブレイブ -群青戦記-」製作委員会 (c)笠原真樹/集英社
公式サイト:brave-gunjosenki.jp 
公式Twitter:@brave_gunjo

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