ジェームズ・ガン『ザ・スーサイド・スクワッド』今夏日本公開 副題は『“極”悪党、集結』
ジェームズ・ガン監督作『The Suicide Squad(原題)』が、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の邦題で今夏日本公開されることが決定された。
『バットマン』や『ジョーカー』を生み出したDCコミックスの実写化プロジェクト。『フューリー』のデヴィッド・エアーが監督を務め2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』を、監督・脚本に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのガンを迎え、再構築した。主人公は10人以上の“極“悪党たち。
マーベルで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手がけてきたガン監督は「ワーナー・ブラザースは創造的に素晴らしい。一度も少しも(作品に対して)邪魔するようなことがなかった」と、2月5日にツイートしている。また、監督はTwitter上で、既に全米では作品がR指定になると明かしている。本作のプロデューサーであるピーター・サフランは「ジェームズ・ガン監督独自のキャラクターとユーモア満載の、まさにユニークな作品」と説明している。
『スーサイド・スクワッド』から続投となるマーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ジェイ・コートニー、ヴィオラ・デイヴィスに加え、ゴールデングローブ賞受賞経験もあるイドリス・エルバも参加。さらに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのマイケル・ルーカー、ジョン・シナ、デヴィッド・ダストマルチャン、ダニエラ・メルキオールらが個性的なキャラクターを演じる。また、ガン監督の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に出演したシルヴェスター・スタローンも参加する。
あわせて公開された場面写真では、政府によって集められた“極”悪党=ザ・スーサイド・スクワッドのメンバーが、なにかの乗り物で一緒に移動している様子がおさめられている。2 枚目は左から、ポルカドットマン役のダストマルチャン、ピースメーカー役のシナ、ブラッドスポート役のエルバ、ラットキャッチャー役のメルキオールが前方を見上げて呆然と立ち尽くしており、見てはいけない何かを見てしまった様子がうかがえる。
また、DCとして日本初の特別総合展『DC展 スーパーヒーローの誕生』が、六本木ヒルズ・東京シティビューにて6月25日から開催されることが決まっている。
■公開情報
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』
2021年夏、全国公開
監督:ジェームズ・ガン
出演:マーゴット・ロビー、イドリス・エルバ、ジョン・シナ、ジョエル・キナマン、ピーター・カパルディ、シルヴェスター・スタローン、ヴィオラ・デイヴィス
配給:ワーナー・ブラザース映画
原題:The Suicide Squad
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