『ザ・バットマン』は“ヒーロー×『セブン』”? 重大発表相次いだ「DCファンドーム」を振り返る

『ザ・バットマン』は“ヒーロー×『セブン』”? 重大発表相次いだ「DCファンドーム」を振り返る

 日本時間の8月23日午前2時から24時間にわたって「DCファンドーム第1弾:ホール・オブ・ヒーローズ」がオンラインで開催されました。これから公開される『ザ・スーサイド・スクワッド』『ザ・バットマン』などのDC映画の重大発表が行われ、興奮かつ至福の時間でした。ここでは、このイベントで明らかになった情報をまとめてお伝えしましょう。

 まず「DCファンドーム」とはなにか?ですが、毎夏、DC(およびその親会社であるワーナー)はサンディエゴ・コミコンなどで重大な発表を行っていました。しかし今年はコロナウイルス禍でコミコンは規模を縮小して、オンラインイベントとして実施。しかし、DCとしては今年発表したいことがいっぱいある。そこでDC独自のオンラインイベントの形で、DCオンリーのコンベンションをやろう、と。それが「DCファンドーム」です。24時間、世界中どこからも無料でアクセスできるWwbサイト上で、動画配信をメインに様々な発表を行っていくというもの。もちろん映画やドラマの発表以外にコミックやファンが参加のコンテンツ、さらに世界各国からDCをテーマにしたコンテンツ(番組)を集約し、世界中に配信していくという、まさに「DCとDCファン」が一体化したグローバルな祭典。これを聞くだけでもワクワクしますよね。

 ところがあまりに発表したニュースや集まったコンテンツが多すぎて、24時間では無理となり(笑)、「ホール・オブ・ヒーローズ」「ディスカバー・マルチバース」と称して2回に分けて開催されることになりました。映画の発表が今回、「ホール・オブ・ヒーローズ」で行われたわけです。

 その雰囲気や楽しさはサンディエゴ・コミコンのパネル(プレゼンテーション)に勝ると
も劣らないものでした。パネルの順番は『ワンダーウーマン 1984』→『フラッシュ』→『ザ・スーサイド・スクワッド』『ザック・スナイダー版ジャスティス・リーグ』→『ブラック・アダム』→『アクアマン2』→『シャザム!』続編→『ザ・バットマン』でした。多くの作品がまだ撮影前なので、いわゆる本編映像のお披露目があったパネルはいくつか限られるのですが、それらの作品を中心にご紹介しましょう。

 なお、ほとんどのパネルが「ステージに皆が集まってそこから生配信」というわけではなく、「各登壇者をリモートでつないでディスカッションした様子を収録、配信」というパターンでした。

『ワンダーウーマン 1984』

Wonder Woman 1984 – Official Main Trailer

 オープニングを飾るのはこの作品! ガル・ガドット、クリス・パイン、ペドロ・パスカル、クリステン・ウィグ、パティ・ジェンキンス監督らがリモートで登壇。嬉しいのは70年代のTVドラマ『ワンダーウーマン』の主役だったリンダ・カーターも登場! リンダ・カーターが自分の娘が映画『ワンダーウーマン』を観て改めてワンダーウーマンの素晴らしさを知ったと伝えると、パティ・ジェンキンスが「私たちは新しいワンダーウーマンを作るつもりはない。あなた(リンダ)のワンダーウーマンの意志を引き継いでいく作品にしたかった」と彼女を称えました(ここ、ちょっと感動しました)。この場をかりて世界初お披露目となる『ワンダーウーマン 1984』最新予告編上映! ずっと秘密のベールに包まれていたクリステン・ウィグ演じるヴィラン、チーターの姿が明らかになりました!

『ザ・スーサイド・スクワッド』

 今回最も注目されていたパネルの一つでしょう。その期待に十分応えてくれる内容でした。ジェームズ・ガン監督が進行を務め、マーゴット・ロビー、イドリス・エルバら18人のキャストが一同に会するという圧巻のステージです。しかも例えばハーレイ・クインのアイコン画面があくとそこにマーゴット・ロビーが出てくるみたいな演出で、各キャラとそれを誰が演じるかが次々と発表されていきます。

THE SUICIDE SQUAD – DC FanDome Exclusive Sneak peek

 ここでずっと伏せられていたイドリス・エルバとジョン・セナの役が判明。イドリス・エルバがブラッドスポーツ、ジョン・シナがザ・ピースメーカーを演じます(僕は、このイドリス・エルバの配役にはちょっとびっくりしました)。そして、メイキングの風景を盛り込んだ世界初の『ザ・スーサイド・スクワッド』の映像がお披露目。マーゴット・ロビーのハーレイ・クインは赤い衣装で銃やロケット・ランチャーをぶっ放す! とにかくすごい役者たちが、すごいキャラを演じて、すごいアクションが展開! 前作は夜の潜入ミッション系活劇でしたが、今回は白昼のバトルで傭兵系戦争映画な感じです。

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