小芝風花、中条あやみ、杉咲花 同世代の若手女優がヒロイン役で大奮闘

小芝風花、中条あやみ、杉咲花 同世代の若手女優がヒロイン役で大奮闘

 2021年1月クールドラマも終盤に迫り、俳優たちの迫真の演技が、物語に夢中にさせている。『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系、以下『きみセカ』)では、まさかの恋人に弓矢で撃たれてしまうヒロインを演じている中条あやみ。『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系、以下『モコミ』)では、ずっと優しかった兄に突然逆上されるヒロインを演じる小芝風花。そして、朝ドラ『おちょやん』(NHK総合)で波乱万丈なヒロイン役を演じている杉咲花。1997年生まれ、同世代の若手女優たちが、ヒロイン役で大奮闘中なのだ。

『モコミ』で存在感の光る芝居を披露 小芝風花

『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(c)テレビ朝日

 卓越した芝居のセンスで、個性的な役もなんなくこなす小芝は、連続ドラマ初主演となる『トクサツガガガ』(NHK総合)を筆頭に、『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)や『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)などで多くの人に認知されるようになる。明るく一生懸命で、テンポの良い芝居が持ち味の小芝は、いわゆる“普通”の女性よりは個性の強い役に抜擢されることが多い。『書類を男にしただけで』(TBS系)では男装し男として会社に入社するなど、特異なシチュエーションの中でも光る芝居を見せてくれた。また『妖怪シェアハウス』では妖怪と一緒に暮らす女性を演じ、妖怪たちに負けない存在感を放つ。突飛とも言えるストーリーの中でも、堂々と自らの芝居を貫ける“対応力”の高さこそが小芝の強みだろう。『モコミ』では少し変わった“能力”を持つヒロインを熱演。繊細なヒロイン像を丁寧に演じ、女優としての新境地を拓いた。コメディエンヌとしての力も十分あり、難しい役も難なく乗り越えるガッツで今後も羽ばたいていくことが期待される。

長身小顔のモデルが見せる意外な表情が魅力 中条あやみ

『君と世界が終わる日に』(c)日本テレビ

 中条といえば、ドラマ、映画で見せる突き抜けた芝居での意外性が多くの視聴者を惹きつける所以だろう。映画『ニセコイ』(2018年)では金髪に赤いリボンという奇抜な格好、『白衣の戦士!』(日本テレビ系)では驚くほどの“変顔”を披露。長身で小顔、女性ファッション雑誌『CanCam』(小学館)のモデルであり、ラグジュアリーブランド「CHANEL」のアンバサダーも務めるという煌びやかな経歴を持ちながら、飾らない姿で視聴者を虜にする。現在は『きみセカ』で主人公の恋人でありながら知らずのうちに敵対するという複雑な役を演じており、可憐な中にも意思の強さを感じさせる芝居を見せてくれている。

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