小芝風花、中条あやみ、杉咲花 同世代の若手女優がヒロイン役で大奮闘

小芝風花、中条あやみ、杉咲花 同世代の若手女優がヒロイン役で大奮闘

方言の習得で新たな才能を見せる 杉咲花

『おちょやん』(写真提供=NHK)

 『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)で連続ドラマ初主演を飾ったことで知名度を上げた杉咲は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おちょやん』でその実力をさらにお茶の間に知らしめた。もともと演技力に定評のあった杉咲は朝ドラ『とと姉ちゃん』(NHK総合)で主人公の妹役を演じ注目を集めたほか、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)では日本アカデミー賞で助演女優賞及び新人俳優賞を獲得するなど賞レースでも実績を積み上げている。そんな杉咲が多くの視聴者の度肝を抜いたのが、『おちょやん』で“方言”を自在に操る姿だろう。杉咲が主演を務める竹井千代は普段は道頓堀で生活しているため、大阪弁を話す。だが南河内出身であることから、感情が昂ると自然と「河内弁」が出るのだ。ここですごいのは、杉咲は東京出身であり、普段は河内弁どころか大阪弁すら使わないという点だ。千代を演じるために短期間で方言をマスターし、その上で芝居の中で河内弁と大阪弁を使い分けていたのだ。こうした天性の勘の良さも味方し、杉咲は芝居の世界に生きる千代をたくましく演じている。

 また、先日発表された第106作目朝ドラ『ちむどんどん』(NHK総合)ヒロインの黒島結菜や、公開中の映画『ファーストラヴ』で父親を殺害した女子大生役で鬼気迫る演技を披露している芳根京子など、同世代の若手女優たちが映画・ドラマでより中心に立って活躍する機会が増えているように思う。既に主演の経験も多い彼女たちが今後、ポスト新垣結衣やポスト石原さとみとして日本のドラマシーンを牽引していく姿に期待したい。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■放送情報
『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:00~23:30放送
出演:小芝風花、加藤清史郎、工藤阿須加、田辺誠一、富田靖子、橋爪功、水沢エレナ、内藤理沙ほか
脚本:橋部敦子
演出:竹園元(テレビ朝日)、常廣丈太(テレビ朝日)、鎌田敏明
音楽プロデュース:S.E.N.S. Company
音楽:森英治
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:竹園元、中込卓也(テレビ朝日)、布施等(MMJ)
制作著作:テレビ朝日
制作協力:メディアミックス・ジャパン(MMJ)
企画協力:オスカープロモーション
(c)テレビ朝日

『君と世界が終わる日に』
Season1(全10話):日本テレビ系にて毎週日曜22:30〜放送
Season2(全6話):Huluにて、3月配信開始
出演:竹内涼真、中条あやみ、笠松将、飯豊まりえ、大谷亮平、笹野高史、マキタスポーツ、安藤玉恵、横溝菜帆、鈴之助、キム・ジェヒョン、滝藤賢一
脚本:池田奈津子
音楽:Slavomir Kowalewski A-bee
主題歌:菅田将暉「星を仰ぐ」(Sony Music Labels Inc.)
制作:福士睦、長澤一史
チーフプロデューサー:加藤正俊、茶ノ前香
プロデューサー:鈴木亜希乃、鬼頭直孝、伊藤裕史
協力プロデューサー:白石香織
演出:菅原伸太郎、中茎強、久保田充
制作協力:日テレアックスオン
製作著作:日本テレビ、HJ Holdings,Inc.
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kimiseka/
公式Twitter:@kimiseka_ntv
公式Instagram:@kimiseka_ntv

NHK連続テレビ小説『おちょやん』
総合:午前8:00~8:15、(再放送)12:45~13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30~7:45
※土曜は1週間を振り返り
出演:杉咲花、成田凌、篠原涼子、トータス松本、井川遥ほか
語り:桂吉弥
脚本:八津弘幸
制作統括:櫻井壮一、熊野律時
音楽:サキタハヂメ
演出:椰川善郎、盆子原誠ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/ochoyan/

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