上野樹里が伝えたいと語る、“生きることの尊さ”  「朝顔を通してできることは全部やりたい」

上野樹里が『監察医 朝顔』で伝えたいこと

 さらに、1月11日には全編新撮による『監察医 朝顔 新春SP』が放送される。

 第1シーズンでは、第5話から第6話の間に5年の時が流れ、娘・つぐみ(加藤柚凪)がいきなり4歳になっているという描写だったが、今回のスペシャルドラマでは空白の5年を埋めるものや、これまで描かれなかったさまざまな物語が盛り込まれる。

 例えば、朝顔が初めて執刀助手として解剖に臨んだエピソードや、朝顔と桑原(風間俊介)の出会い、交際に至るまでのやりとり、さらに妊娠・出産なども初めて描かれることになるわけだが。

「前回は6話から4歳のつぐみちゃんが家族になって登場しましたが、その間の朝顔が母になるまでのお話、妊娠は人生の一大事だと思うんです。そういう時期の心情や、母になる過程で思うこと、感じることなどを物語の中に織り交ぜられたらなあと思います。今、高齢出産をする女性や働く女性も増え、世の中には辛いことがいろいろあるからこそ、たくさんの方々に、少しでも何らかのエールを送れるように、朝顔を通してできることは全部やりたいんです。第一章は主に法医の話でしたが、その中で前フリとなっていた数々のものが、後半で回収されていき、本格的に家族の物語がじっくり描かれていくことになります。SP後に始まる後半も楽しみにしていただければと思います」

 「法医学」という特殊な世界の話ではなく、2020年~2021年という、いわば“特殊な時代”を共に生きるすべての人に向けられたメッセージ、物語に大いに期待したい。

■放送情報
『監察医 朝顔』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00〜放送
(2020年秋・2021年冬2クール連続)
出演:上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES)、藤原季節、斉藤陽一郎、坂ノ上 茜、田川隼嗣、宮本茉由、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、加藤柚凪、戸次重幸、平岩 紙、ともさかりえ、三宅弘城、杉本哲太、板尾創路、山口智子、柄本明 ほか
原作:『監察医 朝顔』(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ
プロデュース:金城綾香
演出:平野眞、阿部雅和
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ

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