土屋太鳳の幸せなそうな姿からダークな展開へ 『哀愁しんでれら』ディレクターズカット版予告編
2021年2月5日より公開となる映画『哀愁しんでれら』のディレクターズカット特別予告篇が公開された。
幸せを追い求めたその女性は、なぜ社会を震撼させる凶悪事件を起こしたのかー。土屋太鳳と田中圭が共演、新鋭監督として注目される渡部亮平による完全オリジナル脚本の本作。
児童相談所で働く小春(土屋太鳳)は、自転車屋を営む実家で父と妹と祖父と 4人暮らし。幸せでも不幸せでもない平凡な毎日を送っていた。しかしある夜、怒涛の不幸に襲われる。祖父が倒れ、車で病院に向かうも事故に遭い、父が飲酒運転で連行され、火の不始末が原因で自宅は火事になり、家業は廃業に追い込まれ、自分の同僚と彼氏の浮気を目撃……一晩ですべてを失う。そんな時に出会ったのが、8 歳の娘・ヒカリを男手ひとつで育てる開業医の大悟(田中圭)。優しく、裕福な大悟は、まさに王子様のよう。彼のプロポーズを小春は受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ。しかしその先には、想像もつかない日々が待っていた――。
映像は本作の主人公である小春のモノローグからスタート。「女の子は誰でも、漠然とした一つの恐怖を抱えている。私は幸せになれるのだろうか?」。そこから結婚式やデート、家族との親密な時間が映し出され、誰の目にも明らかな小春が幸せが描かれる。しかし、穏やかなムードも束の間、彼女が自分の髪をむしり取る映像をきっかけに予告篇は一転、ダークな世界観へ。禍々しい声がそれまでの明るい雰囲気を侵食していき、同じ作品とは思えない凶悪事件を想起させる怪しげな映像が次々と提示されていく。
■公開情報
『哀愁しんでれら』
2021年2月5日(金)全国公開
出演:土屋太鳳、田中圭、COCO、山田杏奈、ティーチャ、安藤輪子、金澤美穂、中村靖日、正名僕蔵、銀粉蝶、石橋凌ほか
監督:渡部亮平
配給:クロックワークス
(c)2021「哀愁しんでれら」製作委員会