アメリカで成功を夢見る韓国人一家を描く サンダンス映画祭2冠、A24×PLAN B『ミナリ』公開決定

アメリカで成功を夢見る韓国人一家を描く サンダンス映画祭2冠、A24×PLAN B『ミナリ』公開決定

 A24とPLAN Bのタッグ作『ミナリ』が2021年3月19日に公開されることが決定した。

 1980年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く本作。アメリカンドリームを胸に、たくましく生きる家族の物語は、『ムーンライト』や『レディ・バード』など作家性の強い作品で今やオスカーの常連となったA24と、『それでも夜が明ける』を手がけたブラッド・ピットの製作会社PLAN Bがタッグを組み製作。2020年1月に開催された第36回サンダンス映画祭で観客賞とグランプリの2冠に輝き、各国の映画祭で観客賞を軒並み受賞している。

 1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、アメリカはアーカンソー州の高原に、家族と共に引っ越してきた。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アンと心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。だが、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に、思いもしない事態が立ち上がる。

 父親のジェイコブを演じたのは、『バーニング 劇場版』『ウォーキング・デッド』のスティーヴン・ユァン。ハリウッド版『君の名は。』の監督にも抜擢されたリー・アイザック・チョンが監督を務めた。

 タイトルの「ミナリ」とは、韓国の芹(セリ)の意味。水辺に育ち、独特の香りと歯ごたえに特徴があるが、2度目の収穫のほうがおいしいとされている。成長した子供世代の幸せを願う親の気持ちをこめたダブルミーニングのタイトルとなっている。

■公開情報
『ミナリ』
2021年3月19日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督・脚本:リー・アイザック・チョン
出演:スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン、ウィル・パットン、スコット・ヘイズ
配給:ギャガ
上映時間:115分/原題:Minari
Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
公式サイト:gaga.ne.jp/minari

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