宇垣美里が再認識した声優の素晴らしさ 『羅小黒戦記』アフレコ現場潜入レポート

宇垣美里が再認識した声優の素晴らしさ

 何度かアフレコを繰り返すと岩浪監督からも「年齢はハイティーンのイメージで。今の声がお姉様なので、ちょっと(年齢を)落としてみていただけますか」とディレクションが入る。少し悩みながらも、その場で岩浪監督の指示を汲み取りながら、調整を重ねていく。

 30分ほどかけて収録は行われ、岩浪監督の「いただきました」の声で収録は終了した。ホッと一安心しつつも、「大丈夫でしたか?」と監督に対して少し不安げな様子も見せる姿から、アニメーションに関わることへのプレッシャーも感じさせる。

 アフレコを終えた宇垣に心境を聞いてみると、「元々の音声を聞くと、花の妖精はすごく明るく若いキャラクターだと思いました。私の普段の声は比較的落ち着いた声なので、なんとかしなければいけないなと事前から感じてはいたんです。私の高校生の頃からの友人にギャルの女の子がいるんですけど、その子の話し方や、言葉遣いを想像しながら声を作ってみました。本業の声優さんは、それぞれのキャラクターにあわせてすぐに声を変えていくじゃないですか。呼んでいただいている以上は求められているものを出したいと思っているのですが、初めての経験だったのでとにかく挑戦でした」と収録を振り返る。

 自身もアニメ好きということもあり、完成したテイクを見ると感動するものがあったという。

「プレイバックを見て、キャラクターが自分の声で喋っているのは、すごくワクワクしてアニメ好きとしてとても嬉しい気持ちになりました。もちろん『もっと勉強しなきゃ』と思いましたが、声優さんってやはり素晴らしい仕事だなと。その上で、ほかのキャストの皆さんの収録音声を聞くと、キャラクターがより生き生きとして見えるんです。今回を機に声優さんへのリスペクトがより増しました」(宇垣)

20201120-ugaki-1
20201120-ugaki-2
20201120-ugaki-3
20201120-ugaki-4
previous arrow
next arrow
 
20201120-ugaki-1
20201120-ugaki-2
20201120-ugaki-3
20201120-ugaki-4
previous arrow
next arrow

■公開情報
『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』
全国公開中
原作・監督:MTJJ
プロデューサー:叢芳氷、馬文卓
副監督:顧傑
脚本:MTJJ、彭可欣、風息神涙
制作会社:北京寒木春華動画技術有限公司

<日本語吹替版>
キャスト:花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏、斉藤壮馬、松岡禎丞、杉田智和、豊崎愛生、水瀬いのり、チョー、大塚芳忠、宇垣美里
音響監督:岩浪美和
音響制作:グロービジョン
配給:アニプレックス、チームジョイ
(c)Beijing HMCH Anime Co.,Ltd
公式サイト:https://luoxiaohei-movie.com/
公式Twitter:@heicat_movie_jp

▼宇垣美里 チェキプレゼント▼

宇垣美里のサイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下のとおり。

【応募方法】
リアルサウンド映画部の公式Twitterをフォロー&該当ツイートをRT、もしくはリアルサウンドの公式Instagramをフォロー&該当投稿をいいねしていただいた方の中からプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンド映画部の公式Twitterアカウント、もしくは公式InstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※複数のお申し込みが発覚した場合、ご応募は無効とさせていただく場合がございます。

<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<リアルサウンド 公式Instagram>
https://www.instagram.com/realsoundjp/

<応募締切>
12月5日(土)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる