『エール』佐久本宝「俺のそばさいてほしい」 浩二とまき子のラブストーリーが完結
しんみりしたのもつかの間、ふたたびあの世から三郎が登場! 何度見ても古典的な幽霊の姿が笑えるも、祝い酒を飲んで嬉しそうにまさへ酒を進める姿がほっこりする。浩二が結婚したら安心してお父さんのところに行けると言っていたまさだが、まだまだ元気でいてほしいものだ。〈高原列車はラララララゆくよ〉という軽快なメロディが人気を誇った裕一作曲の「高原列車は行く」は今でもJR福島駅の発車メロディとして地元の人々に愛されている。
寂しいことに、『エール』もあと2週で最終回。第23週「恋のメロディ」では、大ヒットしたラジオドラマ『君の名は』の制作に裕一が挑む。恋愛ドラマの主題歌を作曲する一方で、裕一が恐れていた娘・華(古山琴音)にも新たな恋の予感が。今週“鈍感さ”が明るみに出た裕一は2つの壁を乗り越えることはできるのだろうか。
■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter
■放送情報
連続テレビ小説『エール』
2020年3月30日(月)〜11月28日(土)予定(全120回)
※9月14日(月)より放送再開
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45
※土曜は1週間を振り返り
出演:窪田正孝、二階堂ふみほか
制作統括:土屋勝裕
プロデューサー:小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出:吉田照幸、松園武大ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/