マキタスポーツがNHKドラマに引っ張りだこ! 朝ドラ『エール』では難役に挑戦

マキタスポーツがNHKドラマに引っ張りだこ! 朝ドラ『エール』では難役に挑戦

 NHK連続テレビ小説『エール』第11週では、裕一(窪田正孝)が福島に帰郷。昔の友人や、三郎(唐沢寿明)、まさ(菊池桃子)ら家族との再会を懐かしむ中、1人頑なな態度を取り続けているのが弟の浩二(佐久本宝)だ。

 浩二は、兄である裕一に振り回され続けてきた。長男にも関わらず、呉服屋「喜多一」を継がずに音楽の道に進むことを志し、叔父の茂兵衛(風間杜夫)の養子の話も振り切り、音(二階堂ふみ)と駆け落ち同然の状態で東京へ出て行った裕一。兄のわがままによって、自分の人生が無茶苦茶にされたと浩二が思うのも無理はない。第53話で、再会するなり「よくヘラヘラと帰ってこれたな」と吐き捨てるのも当然の感情といえる。

 そんな浩二は、「喜多一」を閉めたあと役場で働いている。浩二にとって重要な人物として本日の放送から登場したのが、マキタスポーツ演じる養蚕農家の畠山だ。畠山の桑畑をリンゴを育てる果樹園にしないかと、浩二は資料を手に説得に行くのだが、畠山から「うまくいかなかったら責任取れるのか」と言われた浩二は言葉を詰まらせる。終始、畠山に冷たくあしらわれた浩二は資料を置いて退出する。

 畠山を演じるマキタスポーツは、山下敦弘監督作『苦役列車』(2012年)で高い評価を獲得。第55回ブルーリボン賞新人賞と第13回東京スポーツ映画大賞新人賞を受賞している。映画も公開された『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京系)では、エッチな妄想をしたときに念動力が使えるという喫茶店店主を好演。映画やドラマなど出演シーンの大小に関わらずどんな作品でも、“その世界で生きる人”にしか見えない演技を披露している。

 そんなマキタスポーツだが、朝ドラの出演は今回が3回目。『あまちゃん』では、夏(宮本信子/徳永えり)の回想シーンで、橋幸夫の歌謡ショーの司会者役として出演。ゲスト出演のような形だったが、翌年の『花子とアン』では、主人公のはな(吉高由里子/山田望叶)の小学校の先生・本多正平役として出演している。さらに大河ドラマでは、『おんな城主 直虎』で龍雲党のモグラ、『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』で作品のナビゲーター古今亭志ん生が師匠の死と向き合う上で、重要な役割を担った。最近では、ドラマ10『ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜』、よるドラ『決してマネしないでください。』にも出演し、NHKドラマにおいて欠かせない存在になっている。

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