ロネ・シェルフィグ監督最新作 『ニューヨーク 親切なロシア料理店』ポスター&予告編
12月11日より公開となる映画『ニューヨーク 親切なロシア料理店』の予告編とポスターが公開された。
第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門オープニング作品に選ばれた本作は、シェルフィグ監督が『幸せになるためのイタリア語講座』以来、単独で脚本すべてを担当した人間ドラマ。憧れのニューヨーク・マンハッタンに無一文で逃げてきた2人の子供を持つ女性クララが、再起を目指す老舗ロシア料理店に集う、国籍も異なる、様々なバックグラウンドを持つ人々と巡り会い、本当のやさしさに触れ、自分らしい新たな人生と幸せを見つけていく姿を描く。
キャストには、『ルビー・スパークス』のゾーイ・カザン、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー、『預言者』のタハール・ラヒム、『スリー・ビルボード』のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、『ミリオンダラー・ベイビー』のジェイ・バルチェル、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイと国際的なキャストが揃った。
ポスタービジュアルでは、エンパイア・ステート・ビルディングを中央に据えたニューヨークへ、クララと2人の息子がたどり着こうとしている。彼らをアンドレア・ライズボローや、タハール・ラヒム、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ビル・ナイら世界的な名監督に引っ張りだこな国際色豊かなキャストが囲み、中央には「新しい人生、メニューにあります。」とコピーが据えられている。
あわせて公開された予告編では、ニューヨークのマンハッタンにある、今や潰れかけている老舗のロシア料理店で、2人の子供を連れた女性クララが、店内のグランドピアノの下に眠っているシーンから始まる。希望をもってマンハッタンへやってきたが、やがて無一文となってしまい、寒い冬のニューヨークでホームレス状態のクララたち。彼らが抱えた切実な事情が明らかとなる一方で、店に集うユーモアたっぷりの、見知らぬ人たちのやさしさと出会う。
■公開情報
『ニューヨーク 親切なロシア料理店』
12月、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督・脚本:ロネ・シェルフィグ
出演:ゾーイ・カザン、アンドレア・ライズボロー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、タハール・ラヒム、ジェイ・バルチェル、ビル・ナイほか
配給:セテラ・インターナショナル
原題:The Kindness of Strangers/2019年/115分/英語/デンマーク、カナダ、スウェーデン、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ/日本語字幕:石田泰子
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