堀未央奈と桜田ひよりにとって『ホットギミック』はどんな作品に? 公開から1年を経て明かす思い
映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』のBlu-ray&DVDが10月7日に発売される。相原実貴による累計販売部数450万部を超える人気コミック『ホットギミック』を『溺れるナイフ』『21世紀の女の子』の山戸結希監督が実写化した本作は、1人の純粋な少女と彼女に恋をする魅力的な3人の男性との関係性を描いた青春映画だ。
今回リアルサウンド映画部では、Blu-ray&DVDの発売を記念して、主人公・成田初役で主演を務めた堀未央奈(乃木坂46)と、初の妹・茜を演じた桜田ひよりの対談を実施。劇場公開から1年を経ての思いや、2人の関係性などについて語ってもらった。【インタビューの最後には、独占コメント映像&サイン入りチェキプレゼント企画あり】
堀「『ひよりちゃんには敵わないな』と思っていた」
ーー再会するのは約1年ぶりだそうですね。
桜田ひより(以下、桜田):未央奈ちゃんは、より大人っぽくなってる!
堀未央奈(以下、堀):え、うそ!? ひよりちゃんも大人っぽくなってるよ! 「めっちゃ大人になってる!」って思ったもん(笑)。やっぱり役柄同様、お姉ちゃん目線で見ちゃうから、「大人だ-!」って。私より全然大人!(笑)
桜田:いやいや!(笑)
堀:コメントもしっかりしてるし、すごいなって思います。
桜田:でもこの1年間、テレビに出ている“お姉ちゃん”を見てたから、私は久々に合った感じがない。
堀:え、うれしい! 私もバラエティとかドラマとかちゃんとチェックしてたよ!
桜田:ありがとう!! ずっと濃い時間を一緒に過ごしてきたので、本当のお姉ちゃんみたいな感じですね。
ーーお互い人見知りだったため最初に対面したときはそこまで話すことができなかったそうですが、実際に共演してみてイメージは変わりましたか?
堀:ひよりちゃんは妹役だったので、最初はもっと妹感があるんだろうなと思っていたんです。でも実際はめちゃくちゃしっかりしていて。
桜田:ふふふ(笑)。
堀:逆にひよりちゃんがお姉ちゃんみたいな感じでした(笑)。でも、すごいしっかりしているのが逆にリアルな妹っぽいというか。最初はお互い人見知りしていたけど、友達っぽさも結構あるというか、お互い通じ合っている部分も多かったですね。撮影中も「ひよりちゃんがいてよかったな」ってすごく思いました。
桜田:ちょっと抜けている部分がある“お姉ちゃん”なので、そこを含めてすごく愛おしいというか。それは茜に重なる部分もあるんですが、でもだからといって、頼らないということは絶対ないし、頼るときはとことん頼っていたし、お互いがお互いを支え合っていた感じは、撮影の中盤から後半にかけては多かったと思います。それと並行して、お互いのいろんな部分を知っていく中で、すごく似ている部分が多いことに気付いて、2人でめちゃくちゃ笑いながら話していたのを覚えています。
ーー似ている部分は具体的にどういうところだったんですか?
堀:好みだったりとか……。
桜田:考え方とかね。
堀:そう、考え方も似ていますね。
ーー本人を目の前にして言うのは難しいかもしれませんが、お互いのお芝居についてはそれぞれ何か感じたことはありましたか?
堀:いっぱいあります! お芝居の面でも、私よりも全然大人で、ちょっとした言葉や言い回し、表情に関しても、多くのものを持っている魅力的な人ですね。茜はよく「初ちゃんには敵わないな」と言っているんですけど、逆に私が「ひよりちゃんには敵わないな」と思っていました。
桜田:ふふ、ニヤニヤしちゃった(笑)。初ちゃんと似ている部分で言うと、未央奈ちゃんはその場にいるだけで安心感がある。何もしなくても暖かいというか、そばにいてくれるだけで安心するし、通じ合ってる気がするし、私の思いを汲み取ってくれる。私が今まで出会ってきた人の中で、一番そういう部分を持っている方だと思います。だから隣にいてすごくリラックスできるんです。
堀:よかった! うれしいー!
桜田:空き時間を含めて、仕事をしている以外の時間も姉と妹という関係性が出ていたと思うので、それがうれしかったし、すごくやりやすかったです。