唐沢寿明、『24』日本版リメイクへの意気込み明かす ジャック・バウアー芸人もエール
放送当時、朝まで観るほどオリジナル版に熱中したという仲間は「まさかの総理大臣候補。原作では男性のキャラクターだったので責任を感じています」と語り、すでに仲間の出演シーンを観たという唐沢が「去年に一度スペシャルドラマで共演したときは、コメディだったのでその印象があったのですが、今回の映像を観たときに別人のような感じがしたんです。みなさんイメージ通りにくることが多いので、なかなかそういう風に思うことって少ないんです」と仲間の演技を絶賛した。
CTU第1支部A班のチーフ・水石伊月を演じる栗山は「唐沢さんがジャック・バウアーと聞いたときになんてぴったりなんだろうと思いました。撮影に入って、最近までCTUの撮影ばかりで、ほかの方々のシーンを拝見する機会がなかったのですが、予告などを観て、改めてこんなに豪華な方々と共演させていただいているだなと身が引き締まります」とコメント。
伊月の恋人でA班の暗号解析係長・南条巧を演じる池内は「ファンも多いでしょうし、それを越えられるような演技を見せないと」と意気込む。唐沢は、原作の南條のポジションであるトニー・アルメイダのファンということで、「CTU、アルメイダ」と電話に出るシーンが特にお気に入りと明かす。すると、池内は「CTU、ナンジョウ?」と唐沢の発音を真似して応戦。それを受けて唐沢が「キャスティング間違えてるんだよな(笑)」と後輩にプレッシャーをかける一幕もあった。
現馬の妻である獅堂六花を演じる木村は、「今回改めて見直したのですが、アクションやスピード感ある展開の中で、奥さんはホワッとしているんです。事件と認識していない役なので、今日初めてCTUのセットに来てドキドキします。何かが起こりそうな空気が漂っていて、初めて緊張しました」と明かした。
会場には出演者のほかに、ジャック・バウアーのものまねで知られる、どきどきキャンプの岸学も登壇。CTUのセットの再現度の高さに目を輝かせ、「10年前に欲しかった」と喜びをあらわにした。唐沢演じる現馬と、岸のジャック・バウアーでミニコントを披露する下りもあった。岸は、地上波放送後に配信されるスペシャル版で、ナレーションを務める。
最後に代表し唐沢が、「当時アメリカ版を観ていた方に懐かしんででもらえたり、若干設定を変えている部分もありますので、楽しんでいただけると思いますし、オリジナルの『24』を観たことがない方々にも楽しんでもらえる作品になっていると思います」と見どころを明かし、会見は幕を閉じた。
■放送情報
『24 JAPAN』
テレビ朝日系にて、10月9日(金)スタート 毎週金曜23:15〜放送
※一部地域を除く(全24話)
出演:唐沢寿明、仲間由紀恵、木村多江、桜田ひより、筒井道隆、今井悠貴、森マリア、栗山千明、池内博之、朝倉あき、村上弘明、片瀬那奈、高橋和也、前川泰之、上杉柊平、犬飼貴丈、柳美稀、神尾佑、でんでん、水野久美、櫻井淳子、内村遥、天野慶久、時任勇気、佐野史郎
日本語版脚本:長坂秀佳
日本語版脚本協力:山浦雅大
音楽:奈良悠樹
チーフプロデューサー: 五十嵐文郎(テレビ朝日)
プロデューサー:船津浩一(テレビ朝日)、神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、下山潤(トータルメディアコミュニケーション)
協力プロデューサー:藤本一彦(テレビ朝日)
監督:鈴木浩介、木内健人、日暮謙、大塚徹
原作:Based on the U.S. Series “24” Created by JOEL SURNOW & ROBERT COCHRAN (c)2020 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
制作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日