西島秀俊×内野聖陽の共演シーンは? 『おかえりモネ』キャスティングの意図を制作統括に聞く
加えて朝ドラと言えばヒロインの恋の相手が誰になるかも注目ポイント。現時点での発表では医師・菅波を演じる坂口健太郎が有力候補になりそうだが……。
「坂口さん演じる医師・菅波は、東京と百音が働くことになる登米を行き来する人物です。年齢的に百音に近く、登米では百音と一番近くにいる男性となります。後に百音が東京に行った際にも、菅波も東京と登米を行き来していることもあり物語に長く関わっていきます。明言はできませんが、2人の関係がどうなるかは本作の注目ポイントのひとつですね」
物語は2014年からスタートする。東日本大震災の記憶も物語の中では描かれるようだ。
「震災を正面から描くわけではないですが、気仙沼・登米が舞台となることもあり、震災がそこで暮らしている人たちにどんな影響を与えたのか、通奏低音的に物語の中には組み込まれています。ただ、それを負の側面としてだけ捉えるのではなく、そこで暮らす方々がどんな気持ちを持って前向きに生きてこられたのか、その点も作品全体を通して伝えることができたらと思っています」
まだまだ放送まで時間はあるが、さらなるキャスト発表とあわせて続報を楽しみに待ちたい。
■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合にて、2021年春放送
出演:清原果耶、内野聖陽、鈴木京香、蒔田彩珠、藤竜也、竹下景子、夏木マリ、坂口健太郎、浜野謙太、でんでん、西島秀俊ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか