『おかえりモネ』清原果耶の父役に内野聖陽、母役に鈴木京香 「気仙沼の家族」キャスト発表
NHK連続テレビ小説第104作目『おかえりモネ』の新キャストが発表された。
朝ドラ第104作目となる本作は、「海の町」宮城県・気仙沼で生まれ育ち、「森の町」登米で青春を送るヒロインが、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けてゆく、希望の物語。主人公・永浦百音を清原果耶、脚本を『透明なゆりかご』(NHK総合)、『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、『G線上のあなたと私』(TBS系)などを手がけてきた安達奈緒子が担当する。
出演者第1弾として発表されたのは、ヒロイン百音を取り巻く「気仙沼の家族」たち。百音の父・永浦耕治を内野聖陽、百音の母・永浦亜哉子を鈴木京香、百音の妹・永浦未知を蒔田彩珠、百音の祖父・永浦龍己を藤竜也、「語り」と百音の祖母・永浦雅代を竹下景子がそれぞれ演じる。
コメント
内野聖陽(永浦耕治役)
ヒロインの父親役を演じます。気仙沼の美しい海で育つ若者たちが悩み苦しみながらそれぞれの人生をみつけていく。でも、その親たちもかつては人生の道のりでたくさん思い悩み、いや、親であるからこそ今も悩みながら人生を歩んでいるのでしょう。子供の成長に戸惑いながらも若者たちへの温かい視線を失わない、ちょっと鈍感で不器用な愛すべき父親を、気仙沼という海の町のヴァイタリティ―の中で、明るく前向きに生きられたらと思っています。きっと、今の不安な時代に活力を与えてくれる作品になるに違いないと予感しています。ご期待ください。
鈴木京香(永浦亜哉子役)
『君の名は』から何年になるのでしょうか。ヒロインの母親役として連続テレビ小説に出演させていただけるのは本当にうれしく、感謝の思いでいっぱいです。皆さんと一緒に強い絆の家族となれるよう、私も励みます。そして、このドラマの舞台地が自分の故郷、宮城県であることも大変光栄に感じています。登米は子どものころに何度も訪れた場所です。どちらかというと宮城の山っ子の私、気仙沼の美しいけれど厳しい自然のなかでのロケと地元の方々との交流を心から楽しみにしています。
蒔田彩珠(永浦未知役)
今回おかえりモネで、素敵家族の一員になれることがとてもうれしいです。未知は、やりたいことに対して真っ直ぐに突き進む百音を、本当は誰よりも応援したいと思っている心優しい子です。気仙沼の海の光や、登米の山の木漏れ日のように、何気なく過ごしている日常が輝いて見えてくる、そんな物語を、朝からお届けできたらいいなと思います。
藤竜也(永浦龍己役)
「朝ドラ」はたくさんの人が楽しみにしている番組なので、呼んでいただいて、とてもうれしいです。視聴者の皆さんと一緒に、モネの成長を見守り、応援したいです。ロケ地の宮城の皆様、お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
竹下景子(語り/永浦雅代役)
気仙沼は大切な場所です。母のような人がいるところ。この役をいただいたとき、運命を感じました。モネの清原果耶さんを真ん中に愛しい家族になれますように。陸奥の人の温かさと優しさと強さを語りを通して伝えられればと思います。海の中から愛をこめて。応援よろしくお願いします。
清原果耶(永浦百音役)
錚々キャストの皆様とご一緒させて頂けることをとても光栄に思います。
脚本を読む度に、安達さんの愛の詰まった物語に心を弾ませていましたが出演される皆様のお名前を耳にし出してから、より「おかえりモネ」の世界が鮮やかに色付きはじめました。
百音としても、私自身としても感じ得るものがきっと有る出逢であいと歩みになるのではないかと思っております。
キャストの皆様と『おかえりモネ』の時間を共に過ごすことが出来る日々が待ち遠しいです。
撮影はまだ少し先ですが、現場に染み渡る空気感をドラマを観て下さる皆様にお届け出来ますよう楽しく、健やかに、誠心誠意努めて参ります。
吉永証(制作統括)
幸せなことに、脚本の安達さんが紡ぐ温かい台本・人物を、魅力的に豊かに演じてくださる方々に、出演していただけることになりました。両親役の内野聖陽さんと鈴木京香さん、祖父母役の藤 竜也さんと竹下景子さん、百音の妹役の蒔田彩珠さん、どなたも演技力抜群、役のイメージに本当にピッタリです。先日行ったヒロインの清原さんをはじめとした衣装合わせは、とても楽しくワクワク、私は気分が高揚して、体からアドレナリンが出っぱなしでした。出会った宮城の人たちに感じた“明るさと逞しさ”を、出演者の方々が、どんなふうに表現されるか非常に楽しみです。皆さま、ご期待下さい!
■放送情報
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合にて、2021年春放送
主演:清原果耶
脚本:安達奈緒子
制作統括:吉永証、須崎岳
プロデューサー:上田明子
演出:一木正恵、梶原登城、桑野智宏、津田温子ほか