『MIU404』を最終回直前におさらい 綾野剛×星野源は“最強の悪役”菅田将暉にどう立ち向かう?

『MIU404』を最終回直前におさらい 綾野剛×星野源は“最強の悪役”菅田将暉にどう立ち向かう?

 いよいよ9月4日に最終回を迎える、綾野剛と星野源がW主演を務める金曜ドラマ『MIU404』(TBS系)。菅田将暉演じる久住の巧みな戦術により、前回第10話は衝撃的なラストを迎え、物語は久住vs伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)ら第4機動捜査隊(以下、4機捜)の対決に絞られた。久住の凶行、そしてエトリとは何だったのか。

 まず、最終回を前にした第10話で、このドラマに対する向き合い方が間違っていたことに気づかされる。当初は、第1機動捜査隊の隊長に任官した桔梗ゆづる(麻生久美子)が、新たに4機捜を作った理由に関して様々な考察がされてきたが、当初から言っている「働き方改革に伴う人手不足の解消のために、一時的に設置した部署」が事実で、マスコミに4機捜の存在を隠していたことを追求された桔梗が「何でもかんでも結びつけて、陰謀にしないでください」と強く主張。

 また、動画投稿サイト「NOW TUBE」で「ナイトクローラーチャンネル」を配信しているナウチューバー・特派員REC(渡邊圭祐)が、エトリが護送中にドローンの爆撃で死んだことは警察の自作自演で、4機捜は警察の悪事を隠蔽するための秘密部隊だと動画をアップしたことに、志摩は「点と点を結びつけて、強引にストーリーを作り上げているだけだ。自分が騙されているかも知れないと想像したことは?」と問い詰める。つまり、実際にドラマについても巻き起こったネット上での様々な陰謀論の考察に対し、登場人物たちが釘を刺すように全面否定する形となった。

 確かにこのドラマは、『アンナチュラル』の脚本を書いた野木亜紀子らしく、毎回事件に至った犯罪者の正義を問う、“人間”を丁寧に描いている作品。黒幕が誰であるかという表面的な情報ではなく、フェイクに惑わされず、目の前にある真実の本質を見極めろという野木からのメッセージなのかもしれない。

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