『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットは「妥協ない」!? DCファンドームでの続報も期待

『ジャスティス・リーグ』スナイダー版に期待

 バットマン、スーパーマン、フラッシュなどDCヒーローが一堂に終結した、2017年公開の『ジャスティス・リーグ』。本作は本来、ザック・スナイダー監督がメガホンを取っていたが、身内の死による心労のため降板。代わりに『アベンジャーズ』ジョス・ウェドン監督がメガホンを引き継ぎ、公開にこぎつけたというやりとりは有名だ。

 実際に公開された『ジャスティス・リーグ』は結果としてファンからの酷評が相次ぎ、その酷評の分だけ、スナイダーが手がけた『ジャスティス・リーグ』が、「スナイダー・カット」として待ち望まれてきた。

『ジャスティス・リーグ』(c)JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and (c)DC Comics. (c)2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

 まだ全貌は明らかになってはいないものの、Hollywood Reporterによるとスナイダー指揮の『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットは、2021年にHBO Maxで再び公開されることは確か(参照:"It Will Be an Entirely New Thing": Zack Snyder's $20M-Plus 'Justice League' Cut Plans Revealed|Hollywood Reporter)。そんなスナイダー・カットは、スナイダー自身の言葉を借りれば、「妥協はない」とのことだ。

 ソーシャルメディアサイト「Vero」で寄せられた、ファンからの「スナイダー・カットはきちんとスナイダーの意図した通りに制作されるのか?」という質問に対し、スナイダーは「妥協はない」と答えたのちに、「2017年はなにもかもが妥協だった」とも付け加えている。

 また、スナイダーは制作状況についても語っており、現在、様々なVFX作業に没頭しているとのことで、スナイダーも登壇する8月のDCファンドームイベントに向けて何かしらの続報に期待したい。スーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルもポッドキャストにてスナイダーの手腕を絶賛、「観るのが待ち切れない」と語っている(参照:Listen: ‘The Witcher’ Star Henry Cavill Talks Leather Pants, His ‘Hideous Smile’ and All Those Superman Rumors|Variety)。

 カヴィルと同じように配信が待ち切れない方々は、今はティザー映像で思う存分、期待値を高めよう。

Zack Snyder’s Justice League | Sneak Peek | HBO Max

 ティザー映像では、ワンダーウーマンが、劇場公開版で本来ヴィランとして登場予定だった、全宇宙の生物を支配しようと目論むダークサイドの絵を目撃する様子が捉えられており、早くも劇場公開版との違いが明らかになっている。

■Roku Nomura
94年生まれのライター。ブローティガンとポールトーマスアンダーソンが好きです。

■リリース情報
『ジャスティス・リーグ』
ブルーレイ&DVD発売中
ブルーレイ&DVD(2枚組):3,990円(税別)
【初回仕様】ブルーレイ&DVD セット(2枚組/ブックレット付):4,990円(税別)
【初回仕様】3D&2D ブルーレイセット(2枚組/ブックレット付):6,990円(税別)
【初回仕様】<4K ULTRA HD&3D&2D ブルーレイセット>(3枚組/ブックレット付):7,990円(税別)
【数量限定生産】スチールブック仕様<4K ULTLA HD&ブルーレイセット>(2,000セット限定/2枚組):6,990円(税別)
(c)JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and (c)DC Comics. (c)2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

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