榮倉奈々が母娘を救うために見出した決断 『99.9 特別編』第3夜は奥深い人間ドラマに

榮倉奈々が母娘を救うために見出した決断 『99.9 特別編』第3夜は奥深い人間ドラマに

 『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅠ特別編』(TBS系)第3夜の主役は、榮倉奈々演じる立花彩乃。立花は主任弁護士として、勤務先の金庫から1000万円を盗んだ吉田果歩(山下リオ)の事件を担当する。

 有罪率99.9%の分厚い壁に挑む刑事専門ルームの3人では、ここまで深山(松本潤)と佐田(香川照之)の陰に隠れていた印象があった立花。「いくら調味料が良くても、素材が良くなきゃ美味しくなりませんよ」という深山の言葉もあったが、単なる添え物でも調味料でもない立花の弁護士としての手腕を再確認するエピソードとなった。

 果歩の弁護を依頼したのは、母親の宮崎冴子(麻生祐未)。冴子は末期の膵臓癌に冒される中で、幼い頃に別れた果歩のために私選弁護人を依頼する。しかし、冴子からの依頼と聞いた果歩は弁護を断ろうとする。第3夜では無罪を証明する法廷劇をベースに、母娘の思いが交錯する家族のドラマが全面に出ていた。

 第3夜で物語の鍵を握ったのが「依頼人の利益」というキーワード。余命わずかな母に会うため罪を認めると話す依頼人を前に、立花は弁護士として果たすべき使命の板挟みになって悩む。立花の迷いを察したように深山は「主任はどうしたいんですか」と尋ねる。

 また、所長の班目(岸部一徳)は、依頼人の希望に従うことが必ずしも良い結果を生むわけではないと前置きした上で、「決まった答えはないんじゃないかな。でも、弁護人はそれが何かを判断しなきゃならない。それができるのは吉田さんと向き合っている君だけだ。判断しなさい。君は弁護士だ」と語る。班目の言葉は法律家としてよって立つところを示すものであり、立花は果歩と冴子のために法廷に立つ決意をする。

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