『野ブタ』から『ごくせん』まで 根強い人気を誇るジャニーズ再放送ドラマ

『野ブタ』から『ごくせん』まで 根強い人気を誇るジャニーズ再放送ドラマ

 『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)や『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)などジャニーズの俳優たちが主演を務めた人気ドラマが続々と再放送されている。放送当時から注目を浴びていたこれらの作品は、若者たちを夢中にさせた。今回はそんなジャニーズドラマが今もなお再放送で根強い人気を誇る理由について、作品ごとに紹介していきたい。

天然山Pとクラスの人気者・亀梨が、いじめられっ子をプロデュース

 当時「バレーボールワールドカップ2003」のイメージキャラクターとして結成されたNEWS、そして『ごくせん』第2シリーズ(日本テレビ系)に出演した亀梨和也と赤西仁がドラマでブレイクしたことがきっかけで一躍知名度を上げたKAT-TUN。『野ブタ。をプロデュース』は、この2つのグループの中からそれぞれ山下智久(現在はNEWSを脱退してソロ活動に専念中)、亀梨和也を起用し、2人の劇中の名前から取ったオリジナルユニット「修二と彰」が人気を博した。

 本作は暗くていじめられっ子の「野ブタ」こと小谷信子(堀北真希)を、人気者のクラスメイト修二(亀梨和也)とちょっと天然な彰(山下智久)がプロデュースするというもの。野ブタが可愛くなって前向きに学校生活を送るようになる姿や、野ブタの変化を通して修二と彰が抱える悩みが浮き彫りにされていくことにフォーカスした物語であり、学校生活という閉鎖的な空間で学生が抱えるリアルな悩みに重ねた内容が視聴者の心を掴んだ。修二の彼女・上原まり子役を戸田恵梨香が演じており、今では主演級の役者が多く出演していることも再放送が話題になった要因だろう。2人は2017年放送の『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)で「亀と山P」として「修二と彰」以来のユニットを再結成。本人たちにとっても記念すべき作品である『野ブタ。をプロデュース』は、今観ても色あせない魅力があるだろう。

大野智の黒縁メガネがフレッシュ

 嵐の大野智が月9初主演を飾った作品であり、当時の月9では数少ないミステリーを扱っている『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)。黒縁メガネと「密室は、破れました」という決め台詞が特徴的で、密室トリックに長けている少し変わり者という榎本径を大野が演じた。本作では、榎本が謎解きをする際にジオラマの中をCGの青い人間が移動する描写がある。これが偶然、大野と同じ嵐のメンバーである二宮和也が現在出演している「サロンパス」のCMの演出で二宮と会話するCG・通称「サロンパスさん」とそっくりであることがSNSでも話題に。ジャニーズ出演作品は、同グループ内でのメンバーの出演作と比較して、異なる点や共通する部分を探すこともファンの間では楽しまれている要素の一つである。

キムタクの父親姿が魅力

 『BG〜身辺警護人〜』は2018年に第1シリーズを放送し、2020年4月期にテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で第2シリーズの放送が決まっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送延期を余儀なくされた。そのため現在では、同枠において2018年に放送された第1シリーズの傑作選を再放送している。

 数々のテレビドラマ、映画の主演を務め人気を博してきた“キムタク”こと木村拓哉が、本作では武器を持たないボディガード・島崎章として活躍。丸腰で敵に挑む木村の迫力溢れるアクションシーンと心打つ男泣きの演技が必見だ。また、ひとたび仕事を離れ家庭に戻った島崎は、思春期の息子のシングルファザーとして四苦八苦する。今までプライベートを公にせず、若々しいイメージだった木村が中学生男子の父親役を演じるのは新鮮で、そっけない息子に一生懸命に話しかける姿がなんともほほえましい。決め台詞「誤差無し!」は島崎らBG(ボディガード)が警護を開始する際に皆で腕時計を差し出し、時間を確認する場面での合言葉だ。木村は最近になって公式Instagramを開設し、愛犬の写真や、前述のドラマ『野ブタ。をプロデュース』に出演する亀梨和也と山下智久と撮影した3ショットなどプライベートが垣間見える写真をポストしている。木村の娘であるcocomi、kokiも公式Instagramを積極的に活用しており、ライブ配信では度々“父”である木村の話題を口にすることも。「父」としての木村がキーワードになる本作を観るにあたって、こうしたSNSでの木村の姿もまた作品と比較しながら楽しんでいきたいポイントだ。

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