英勉監督が『妖怪人間ベム』をリブート 森崎ウィン、emmaら出演『妖怪人間ベラ』9月公開へ

 映画『妖怪人間ベラ』が9月11日より全国公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルが公開された。

 

テレビアニメ放送から50年を経てなお、様々な場所でリメイクされ、2011年には実写ドラマからの映画化、そして秋にはアニメの劇場版が公開されるなど今も人気を誇る『妖怪人間ベム』。本作では作中の妖怪人間・ベラに焦点をあて、年齢設定を女子高生として『妖怪人間ベム』をリブートする。

 ベラによって狂わされていく主人公・ 新田康介を演じるのは森崎ウィン。そして物語のキーとなるベラをemmaが演じる。監督を務めるのは、『貞子3D』シリーズ、『賭ケグルイ』シリーズの英勉。さらに、六角精児、堀田茜、清水尋也、吉田凜音、桜田ひより、小野寺晃良らが脇を固める。なお、主題歌にはBREAKERZの新曲「BARABARA」が決定した。

 広告代理店に勤める新田康介(森崎ウィン)は、今や忘れ去られたコンテンツである『妖怪人間ベム』の特集のため、後輩の篠原弘樹(清水尋也)と渋々訪れた廃墟で偶然にも幻の最終回を目にしてしまう。その予想もしなかった衝撃の結末に狂いそうになる新田。彼女が街に現れたのはちょうどその時だった。転校先の学校でも周りとは明らかに違う雰囲気を持ちながら物静かなベラはいつも一人ぼっち。だが、独特な美貌の持ち主である彼女に興味を抱いた同級生の牧野沙織(桜田ひより)はすぐに仲良くなろうと近づく。しかし、同じ学校の人気者・綾瀬莉子(吉田凜音)のファンでもある彼女の精神は、得体のしれない狂気にむしばまれながら病んでいく。一方執拗にベラを追う新田も徐々に狂気的な行動が目立つようになり、次第に家族の鮎美(堀田茜)や陽太(吉田奏佑)との間にも不穏な空気が流れるようになっていく。そんな夫を不安に思った鮎美は、探偵の霧島(六角精児)に調査を依頼するも、常に異常なまでに冷静沈着でいる霧島はやがてベラと出会う。霧島の真の目的、ベムとベロの行方、そして幻の最終回が意味するものとは。

 公開されたポスタービジュアルでは、emma演じるベラの姿と森崎の奇妙な表情、ベラに翻弄される人々の姿が切り取られており、「人間になんかなりたくない」というコピーが綴られている。

■公開情報
『妖怪人間ベラ』
9月11日(金)池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマほか全国順次ロードショー
出演:森崎ウィン、emma、堀田茜、吉田奏佑、吉田凜音、桜田ひより、清水尋也、六角精児
監督:英勉
脚本:保坂大輔
音楽:野崎美波
主題歌:BREAKERZ「BARABARA」(ZAIN RECORDS)
原作:ADKエモーションズ
制作プロダクション:ダブ
配給:DLE
(c)2020映画『妖怪人間ベラ』製作委員会
公式サイト:http://bela-movie.com/

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